今回は、木工DIYをしていく上での基本的な作業の流れをお話していきます。
つくる作品や細かい作業を言うと、具体的な部分は変わってきますが基本となる手順は同じです。
- 設計
- 木取り図の作成
- 墨付け
- カット・加工
- 仕上げ(塗装)
- 組み立て
- 最終仕上げ
- 塗装
- 金具類取り付け
工程でいえば、この流れが基本となります。
目次
設計
私の場合はパソコンで設計しています。
DIY専用設計ソフトの『caDIY3D』で設計しています。
caDIY3D-X 標準 ライセンスパック DIY(日曜大工、木工、ガーデニング)用の3DCAD(設計ソフト)
有料ですが、一度使うとこれがないと困るくらい大変便利なソフトなのでぜひ活用してほしいです。
詳しく紹介した記事もあるので、読んでみてください。
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木取り図の作成
木取り図とは、一つの木材から必要な寸法に切り出した図面です。
ホームセンターのカットサービス時に利用したり、自分でカットする際も効率よく切り出すことができます。
私はcaDIY3Dで設計した段階で木取り図も同時にできるので、さらに効率よくしています。
ちなみに木材の選び方については、こちらの記事でまとめています。
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墨付け
墨付けとは、木取り図を参考にカットする位置や加工する位置に目印をつけることです。
墨付けを基準に作業をしていくことになるため、一番重要となる作業でもあります。
取り付け位置や加工の形、ビスを打つ位置などいろいろな場面でおこないます。
カット・加工
墨付けを基にカット加工をしていきます。
ここでは電動工具でいえば丸ノコやジグソーやトリマー、手工具だとノコギリやノミやカンナなどでおこないます。
とくにカットに関しては精度が悪いと後々苦労することになるので、注意する必要があります。
棚にスライドレールを使った引き出しをつくる場合は、この時点でスライドレールを取り付けた方が簡単です。
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仕上げ(塗装)
組み立てる前に、サンダーや紙ヤスリを使って研磨します。
これまでの工程でキズや墨付けの跡があるので、それらを消す意味でも表面を仕上げ、トリマーやカンナなどで面取りもおこないます。
そしてつくる作品によっては、ここで塗装した方がいい場合もあります。
とくに屋外に置く作品であれば、細かい箇所や材料同士が重なる部分もしっかり塗装した方がいいので、組み立て前に塗装しておいた方がいいでしょう。
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組み立て
いよいよ組み立てです。
これまでの工程で問題なければ、すんなり組み立てることができますが、何かしら問題が出た時はちょっと大変ですね。
ここではインパクトドライバーやドリルドライバー、クランプやボンドなどを使って各パーツを固定していきます。
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最終仕上げ
もう一度、最終仕上げします。
組み立てた後はどうしても細かい段差が出来るため、サンダーなどでヤスリ掛けをします。
ボンドのはみ出た箇所があれば、きれいにしておきましょう。
塗装
塗装をおこないます。
私は蜜蝋ワックスを使うことが多いのでスポンジを使って塗装していますが、ステインなどを使う場合はハケやローラーで塗装します。
塗料の選び方はこちらの記事にまとめているので、参考にしてみてください。
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金具類取り付け
塗装が乾いたら、最後に蝶番、取手などの金具類を取り付けていきます。
ここまで出来たら全て完成ですね。
まとめ
基本的な流れですが、どれを作るにしてもこの手順になります。
しかし状況によって省ける部分もあるので、あとはご自身のやり方に合わせて良い手順を見つけてみてください。
私はよくネットやYouTubeを見て、作り方を参考にしています。
今の時代であれば欲しい情報はだいたい見つかると思うので、分からないことがあればまず情報を集めていきましょう。
それでは皆さま、ご安全に。
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