今回のDIYは、ジムニーにテーブルを付けたいという依頼があったので、DIYで作ったお話です。
ジムニーJB64Wは2018年にフルモデルチェンジされ4年も経っていますが、いまだに人気が衰えない軽自動車です。
パーツも数多く発売されており、カスタムする人も多いですよね。
ただ市販品は価格もそこそこするので、安く作れるならDIYでカスタムしてみようというのが今回の挑戦。
今回はフロントテーブルを作っていきますが、失敗した部分もあるのでそのあたりも参考にしてもらえたらと思います。
改良版の第二弾を次の記事で紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
ジムニーでは、ほかにもいろいろDIYでつくっているので、よければそちらもどうぞ。
ジムニーにフロントテーブルをつける構想
ジムニーには各箇所にM8ボルトをつける穴があいているので、その穴を利用してボルトで固定する方法を考えました。
条件として、アシストグリップ部分の隙間は開けておきたいということだったので、アシストグリップにテーブルを固定する方法しかありません。
イメージとしてはこんな感じです。
設計ソフト『caDIY3D』を使えばこういった設計も木取り図もできるので、こちらの記事もぜひ読んでみてください。
背の木材の両端にボルトを通す穴をあけ、ジムニーに固定する作戦です。
これならしっかり固定もできて、グラグラすることもないはずです。
しかし、この付け方が後になって失敗だったと気付くのです…
ジムニーフロントテーブルの作り方
さきほどのイメージ通りに作るため、木材をカットしていきます。
私はちょうどいいヒノキの端材が家にあったので木材を買う必要はありませんでしたが、ホームセンターで買っても1000円あればお釣りがくる程度です。
木取り図はこの通り。
このサイズ通りにカットしていきます。
カットできたら、ヤスリ掛けと必要であれば面取りします。
あとは背の木材とテーブルになる木材を、後ろからビスで固定します。
ボルトを通す穴は、400mmの幅で作った場合は端から16mmの位置であけるとちょうどいい位置でした。
穴の径は、10mmであけています。
残るは塗装ですが、飲み物を置くことがあるのであれば撥水する塗料の方が良いと思います。
今回、私はニスで塗装しました。
フロントテーブル取り付け
さっそく取り付けます。
ボルトを穴に通し、ジムニーに固定していきます。
ボルトはM8のちょっと長めで、30mmを使っています。
凹みがつきそうだったので、ゴム製のワッシャーを木とボルトの間に入れて対策しておきました。
ジムニーと木の間にも、緩衝材としてゴムを入れてあります。
イメージ通りの出来栄えです。
しかし無事取り付けも済んで、テンション上がっていたその時に気づいてしまったのです…
冒頭に述べた失敗です。
お分かりでしょうか。
そう、前方が上向きになっているじゃないですか。
アシストグリップの表面が平面だと思い込んでいました、まさかの若干傾斜があったんですね…
仕方がないので、後ろにゴムを挟むことで調整して妥協しました。
まとめ
今回はテーブルの作り自体は上手くいき成功しましたが、アシストグリップの傾斜にやられて失敗の結果に終わりました。
カット時に傾斜をつけていれば水平に取り付けられますが、今回はこの妥協案でお渡ししました。
DIYなので失敗ありきなんですが、自分の物でない時は成功で終わりたいものです。
というわけで、次の記事もぜひ読んでみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
コメント