エブリイ理想空間をDIYで実現!バンライフを求めた天井板張総集編

お疲れ様です、ichiです。

以前おこなった、エブリイの天井ウッド化計画。

「下地編」「板張り編」「仕上げ編」の3つの工程に分けて紹介してきましたが、今回はそれをダイジェストにまとめてみました。

ある程度の工具が必要であったり、天井の板張り作業は大変ですが、私のような素人でも完成させることができます。

大変であるがゆえに、完成した時の達成感や満足感は別格です。

板張天井に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。

詳しく知りたい方は、過去の記事をご覧ください。

目次

下地編

天井の内張を剥がす

板張りしていくには、まず元々ついている内張を外す必要があります。

そうです、今回のDIYは原状回復が無理なので後戻りができません。

そのままでも出来ないかいろいろ考えてみましたが、やはり内張を剥がしてつくる方法しか思いつきませんでした。

天井の板張りは失敗した時や車検の問題などリスクもあるので、DIYでおこなう場合は自己責任で作業してください。

車検に通すためには、運転席側の天井はそのままにしておかなければならないようなので、まずは運転席と助手席の後ろにカッターて切り込みをいれます。

この時に天井裏に配線やホースなどがあるので、一緒に切らないようにします。

切り込みをいれたら、天井の内張は外します。

内張を外す方法は簡単で、各箇所にある内張を固定している内装パーツや室内灯を外して内張を天井から剥がします。

配線が内張にテープで固定してあるので、内張を完全に外す前に配線を外すように注意。

これで下地をつくる準備ができました。

断熱材を天井に貼る

下地をつくると同時に、天井に断熱処理もしておきます。

裏面が粘着付きの断熱シートを、天井に貼っていきます。

フレーム間のサイズにカットして、貼りつけました。

断熱シートを貼ったことで、断熱だけでなく制振材の役割も少しは期待できます。

下地材を固定する

次はフレームに下地材を固定していきます。

「床棟梁」「MBテクス」で接着剤とビスを併用して確実にとめていきます。

ビスの長さは、天井に当たらない長さにします。

私の場合、ビスの長さが25mmでギリギリでした。

下地材に床棟梁を塗りつけ、フレームに貼り付けます

そのまま木材からフレームに向けて、ビスで固定していきます。

場所によっては天井に貫通してしまうので、慎重に作業します。

天井はフレームがある3箇所に、下地をつくりました。

同じ要領で、両サイドにも下地を固定していきます。

天井3箇所とサイドの2箇所に下地材を固定したら、下地の固定作業は完了です。

板張り編

いよいよ天井に板を張っていきます。

使う材料は、「本実目すかし」の羽目板。

サイズは、「長さ2000mm×厚み10mm×幅100mm」の15枚セットをネット通販で購入しました。

羽目板を必要な長さにカットする

長さが2mある羽目板なので、車内の長さに合わせてカットします。

場所によって長さが異なるので、一枚一枚進めながらカットしていく方がおすすめです。

中心から羽目板を固定していく

一枚目は、基準となる中心から固定していきます。

車内のセンターに一枚の羽目板を仮固定して、墨付けしておきます。

下地の時と同じように、床棟梁の接着剤を塗りつけ

下地と羽目板を、ビスで固定します。

他の羽目板はピンネイルで固定しますが、基準となる一枚目はしっかり固定したいので、細めのビスを使いました。

その後も同じように、羽目板を張っていきます。

二枚目以降はピンタッカーを使って、ピンネイルで固定しました。

フィニッシュネイラーを持っている場合は、フィニッシュネイルで固定した方が安心です。

ダウンライトを羽目板に取り付ける

次は天井に羽目板をつける前に、ダウンライトを固定していきます。

ダウンライトの取付位置に合わせて、配線を通すための穴をあけます。

あけた穴から配線を通して、ダウンライトを固定します。

配線を出したい方に天井裏から流して、同じように羽目板を固定します。

最後に点灯確認して、問題なければ無事完了です。

車内の形状に合わせて羽目板を加工する

天井からサイドに向かって羽目板を固定していくと、突起物や凹みなどがいくつかあります。

そのため、形状に合わせた加工が必要です。

形状に合わせて切り欠き加工して、調整を繰り返しながら固定します。

側面になると、さらに凹凸が増えます。

加工作業は大変ですが、ここを乗り切ればゴールはもう少しです。

なんとか、全ての板張りが完了しました。

何箇所か修正しなければいけないので、次は最後の仕上げをしていきます。

仕上げ編

プロの方なら修正することなく完成するのでしょうが、私のような素人は最後に仕上げ作業をしていきます。

天井とサイドの隙間を埋める

隙間埋め用に購入した薄い木材を、隙間が目立つ箇所に固定します。

隙間が目立っていましたが、これで違和感なく隠せました。

技術が足りない部分は、後から対応すればどうにかなるもんです。

室内灯の切り欠きを隠す

ここは簡単にジグソーでちょっとしたカタチを作り、両面テープで固定しました。

ここはYouTubeの視聴者様から「室内灯はもう隠してもよかったのでは?」と言われ、確かにそうすればよかったと後悔。

サイドの下地材を隠す

何も考えず板張りしていったため、羽目板を固定するための下地がはみ出てしまっています。

このままでは見た目が悪いので、薄い板材を使って隠すことにしました。

ボンドとピンネイルで固定して、隠蔽完了。

違和感なく仕上がりました。

サイドの切り欠き部分にフチをつける

サイドの切り欠いた部分が切りっぱなしで目立つので、フチをつけることにしました。

45度にカットしたL字型の木材を、ボンドで切り欠き部分に固定します。

これで、見た目もそれなりに良くなったのではないでしょうか。

羽目板後方の端に化粧板をつける

リアゲート上の羽目板の端が、わずかに揃っていないので隠しておきます。

薄い板材を、羽目板の端に固定して隠します。

いかにも後から付けた感じが出ていますが、羽目板の端が揃っていない見た目に比べればマシです。

天井ウッド化の完成

いろいろ試行錯誤して大変でしたが、なんとか完成させることができました。

天井まで木目になったことで、車内の雰囲気が大きく変化。

落ち着く空間になりました。

まとめ

DIYで天井の板張りをするのは大変で、車検を通すための対策も必要です。

自作でするにはそれなりに大変ですが、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

なにか参考になると嬉しいです。

それでは皆さま、ご安全に。

今回使ったもの

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