【DIY】エブリイ天井板張り「下地編」断熱・防音・ウッド化計画!

お疲れ様です、ichiです。

これまでエブリイをキャンピングカー仕様にするために、いろいろDIYでカスタムしてきました。

その中でも今回は一番大きく雰囲気が変化するであろう、「天井の板張り」をしていきます。

DIYでするにはなかなか大変な作業でしたが、それなりに満足のいく仕上がりになりました。

今回はその下地をつくる工程を紹介していきます。

断熱シートの貼り付けもしましたが、体感的にもしっかり効果があったので、これから断熱・防音対策をする予定の方もご覧いただけると嬉しいです。

YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。

目次

天井板張りの下地に使う材料

方法としては天井の内張を剥がして、フレームに木材をビスでとめていきます。

使う材料は、下地となる木材が「幅60mm×長さ1000mm×厚み10mm」のスギ材です。

断熱と防音対策で、断熱マットも購入しておきました。

音に敏感な場合は、さらに制振シートも買った方がいいですが、私は断熱マットだけにしました。

断熱マットは、裏面に粘着がついているタイプを購入しています。

木材をフレームに確実に固定するために、接着剤も使います。

「床棟梁」というウレタン樹脂系接着剤で、本来は住宅の床下張りやフローリングの接着に使われます。

耐熱、耐水、耐寒性に優れているので最適な接着剤です。

そして使うビスが、「MBテクス FLAT」というもの。

下穴をあけるドリル機能、メネジをつくるタップ機能、材料を固定する締め付け機能の3つの工程を一度にできる優れものです。

サイズは「4×25」を使いましたが、車の天井を突き抜けない長さにしないといけません。

天井の内張をはがす

まずは、今ついている内張を剥がしていきます。

この作業から、もう後戻りは出来ません。

内張を固定している内装パーツを外します。

運転席・助手席の後ろから内張を剥がすので、外す内装パーツは数カ所のクリップと荷室の室内灯のみ。

クリップは、内張剥がしがあると簡単に外せます。

室内灯は、ツメで引っ掛けてあるだけでした。

内装パーツを全て外したので、いよいよ内張にカッターで切り込みを入れていきます。

最終的には運転席・助手席のシートベルト辺りでカットしましたが、天井裏を確認したいので後部座席の窓の中心辺りから切っていきます。

運転席側にはホース
助手席側は配線

内張の両サイドに配線やホースが固定されているので、切断しないように注意。

配線やホースを内張から剥がして、車内から撤去します。

これで鉄板だけの天井になりました。

天井は薄い鉄板なので、強く叩いたりすると簡単に変形するので注意してくださいね。

天井に断熱マットを貼り付ける

次は、天井に断熱マットを貼っていきます。

貼り付ける箇所は、フレームの間。

1mあるロール状の断熱マットなので、フレーム間のサイズにカットして貼り付けます。

私のエブリイのフレーム間は3箇所に別れ、寸法は後側から「505mm・285mm・550mm」でした。

幅は140mmでちょうどいいサイズだったので、長さだけを天井サイズに合わせて切ってそのまま使用しています。

断熱マットを貼り付ける時は、粘着面の裏紙を一部だけ剥がして貼り付けていくと、貼りやすいです。

一枚で貼りきれなかった部分は、断熱マットを小さくカットして貼り付け、鉄板むき出し部分を埋めていきます。

フレームに下地を固定する

断熱マットを貼ったら、フレームに下地となる木材を固定します。

車は常に地震が起こっている状態。

固定に使うのは、「床棟梁」「MBテクス」で接着剤とビスを併用して確実にとめていきます。

今回、ビスは長さ25mmを使いましたが、天井に合わせて使ってください。

私の場合、ビスの長さが25mmでギリギリでした。

下地となる木材に床棟梁を塗りつけ、フレームに貼り付けます。

そのまま木材からフレームに向けて、ビスで固定していきます。

ビスを打ち込む箇所も場所によっては貫通する恐れがあるので、打ち込み箇所も注意します。

天井は、全部で3箇所に下地をつけました。

さらに両サイドにも下地を固定します。

両サイドは凸凹しているので、部分的に接着剤をつけて

天井と同じように、フレームにビスで固定します。

これで下地の固定が完了しました。

天井板張りの下地処理完了

断熱マット、板張りの下地作りが出来上がりました。

フレームにビスを打つのはちょっと勇気がいりますが、確実に固定できるので施工後は安心して運転できます。

断熱マットもちょうどいいサイズで粘着付きだっため、作業しやすく簡単にできました。

断熱・防音の効果は?

この作業した日は、かなりの雨が降っていました。

施工前は天井の鉄板に雨があたる音が「タンッ、タンッ、タンッ…」と鳴り響いていましたが、断熱シート貼り付け後は雨のあたる音が静かになりました。

制振シートを貼っていたら、かなり効果があったかもしれませんね。

そして偶然にも施工した数日後に、今年最大の大寒波到来。

それまでにも実感はありましたが、車内の温度が以前に比べそこまで冷たくなくなった気がします。

施工前は車内に乗り込むと「寒っ!!」と思うくらい冷えきっていましたが、体感ではありますが明らかに緩和されました。

断熱効果を期待していなかっただけに、ちょっと嬉しい誤算です。

まとめ

今回は天井板張りの準備、下地作りまでを紹介しました。

次回は天井に板を固定していく内容になるので、ぜひ次の作業もご覧ください。

それでは皆さま、ご安全に。

今回使ったもの

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