本棚が欲しいと思ったら、皆さんはどうしますか?
購入するとしたら置きたい場所のサイズに合わなかったり、デザインに好みがなかったり、なかなか良い本棚に出会えなかったりします。
そんな時にDIYで作ると、ちょうどいいサイズや自分好みのデザインが作れます。
「DIYで本棚を作るなんて大変…」と思われるかもしれませんが、作り方はシンプルで簡単です。
今回は本棚を一から作っていくので、ぜひ参考にチャレンジしてみてください。
YouTubeでも配信しているので、よければこちらもご覧ください。
完成した本棚を紹介
最初に、今回つくった本棚をお見せします。
DIYで作ったにしては、なかなかオシャレな本棚ではありませんか?
壁掛け本棚にしましたが、収納力もあります。
インテリアとしてもオシャレに見えるので、おすすめDIYです。
難しい加工などはないので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは詳細をお話していきます。
本棚をつくる場所
今回、本棚を設置する場所は2畳の部屋。
私が書斎としていた部屋ですが、今は使っておらず空き部屋になっています。
そこで、だんだん増え始めたマンガ本を置く部屋にすることにしました。
元々ついていた棚だけでは足りないので、ここにDIYで棚を追加していきます。
できるだけ壁一面に作りたいので、逆L字に作る作戦。
横幅は1700mmと1100mm、高さが720mmと673mmといった感じです。
材料
材料は主にカフェ板で、足りない部分は家にある端材を使います。
カフェ板なら200mmの幅で厚みが30mmあるので、本棚に使うのに最適。
長さ2mのモノが、1200円ほどで買えるのでお財布にも優しいです。
さらに壁掛けにするので、「スタンドバー」というアイテムも購入。
スタンドバーを知らない方は、以前に紹介した記事があるので、こちらをチェックしてみてください。
本棚を製作
カフェ板のカット
まずは、必要な長さにカットします。
ホームセンターのカットサービスを利用して、部屋の長さ1700mmでカットしてもらったんですが、自分で少し短めに1680mmに切りました。
さらに、カフェ板のサイドは凸凹になっているので、凹み側は切り落とします。
パーツとしては、棚板・仕切り板・背板が必要になります。
私の場合は棚板はカフェ板を使い、仕切り板・背板はカフェ板の端材と、家で余っていた端材を使用しました。
ちなみに中板は棚板より少し奥行は小さくすると見映えが良くなります。
棚を作る時は、天板・底板・側板・中板の奥行を変えることで立体感が出るので、棚を作る際は意識してみてください。
サンダーで研磨
カットができたら、サンダーを使って研磨していきます。
240番→400番で、表面や角を仕上げ。
これで、材料の準備完了です。
本棚(下側)を組み立てる
本棚は逆L字型につくるので、上段と下段の2つに分けます。
逆L字の下側から組み立てていきますが、まずは仕切り板と背板を固定していきます。
仕切り板と背板を、L字になるようにビスで固定。
今回は上側・下側合わせて、7セット分を作りました。
端材で作ったのでサイズや素材が違いますが、コスパ重視です。
見た目もそれほど違和感ありません。
組み上げたものを、棚板に固定していきます。
最初に、下側の本棚から。
下穴は必須で、出来れば皿取り加工もすれば見た目が良くなります。
さらにクオリティを上げたければ、ビスを隠す埋木をしたいところ。
皿取錐で深く穴をあけ、埋木錐でつくった木片を埋めることで、ビスを隠すことができます。
皿取錐と埋木錐については過去に紹介しているので、参考にしてみてください。
今回は、見える位置だけ埋木をしておきました。
下側の本棚完成です。
本棚(上側)を組み立てる
次に、上側の本棚を組み立てます。
組み立て方法は、下側の時と同じです。
上側は棚板の長さが1680mmあるので、一人で組み立てるのは大変ですが頑張ります。
どうにか組み立てできました。
仕切り板・背板の取付向きや位置は、ズラして固定すると見映えが良くなります。
壁掛けパーツの取り付け
「スタンドバー」を、上側・下側の本棚に取り付けます。
取り付け方法は過去記事で解説しているので、そちらをご覧ください。
上側の本棚は、机上に半分ほど載せるカタチで設置するので、2点取り付け。
下側の本棚は、完全に浮かせるので背板の数の3点取り付けました。
最後に壁側のパーツを、設置箇所に固定します。
これで設置準備OKです。
本棚設置 & 完成
スタンドバーを使って、本棚を壁に設置していきます。
上側の本棚はなかなかの重量だったので、腰痛にならないように取り付け。
これで本棚の完成です。
DIYで作ったにしては、なかなか立派な本棚です。
収納スペースも結構あって、かなりの本が収納できそう。
床との隙間は10cmくらい空けています。
これならロボット掃除機が通れるので、ホコリが溜まらず清潔を維持できます。
無塗装ですが、ナチュラル感があって個人的には好み。
満足な仕上がりです。
まとめ
DIYでつくる本棚。
部屋に合ったサイズやデザインを自分好みに作ることができますが、上手く伝わったでしょうか?
皆さんもぜひ、本棚のDIYにチャレンジしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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