今回はキーフックをDIYで作ってみたので、その作り方をご紹介します。
お家の玄関につくってもオシャレに見えるのでいいんですが、今回は車につくります。
「車になぜカギの収納が必要なの?」と思われそうですが、車中泊した時にカギの置き場がないことに気がつきました。
車のドアロックをしているとはいえ、運転席にカギを差した状態で、後ろで寝るのも不安です。
そこで今回、車の後側にある車中泊スペースにちょっとオシャレなキーフックを作ってみたので、ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。
材料
使う材料は、こちらの「60mm×60mmの角材」と「ステンシルシート」の2つです。
ステンシルシートはなくてもいいんですが、文字をいれたくて購入してみました。
これなら、シートを貼り付けて塗るだけなので簡単です。
サイズを決めて墨線を引く
サイズや、キーを差し込む溝の位置を決めていきます。
実際にステンシルシートを当てて、サイズを確認。
本体の長さは、200mmにしました。
材料のカットと溝をつくる
今回使うのは、スライド丸ノコ。
幅のせまい材料をカットするには、最適です。
スライド丸ノコは持っていると重宝するので、まだ持っていない方はこちらの記事を参考にしてみてください。
まずは、材料を必要なサイズにカットします。
次に溝もスライド丸ノコで掘っていきますが、そのまま切ってしまうと完全にカットしてしまいます。
なので、刃の切り込み深さを調整します。
ざっくり深さ調整して、深さはこれくらいにしました。
スライド丸ノコのクランプでは材料を固定できないので、クイックバークランプで固定してカットします。
そうすると、こんな感じに溝ができます。
1回の切り込みではカギを差す幅がないので、ちょっとズラして2回切り込みを入れています。
カギを差し込んでみて、確認します。
入らなければ、もう一度切り込みをいれて調整します。
面取りと研磨で仕上げ
ボーズ面ビットをつけたトリマーで、面取りをします。
サンダーで研磨します。
ちょっと表面が荒れていたため、「#120 → #240 → #400」の順でかけていきました。
ステンシルシートを使って文字を入れる
製作した材料に、ステンシルシートを貼り付けていきます。
位置や間隔を決めたら、テープで固定します。
マスキングテープを使うと、剥がしやすいのでおすすめ。
塗装は、ラッカースプレーを使います。
…ですが、これが大失敗。
吹きつけるので隙間から入り込んで、文字がにじんでいました。
(写真を撮り忘れましたが、見せられる状態でもありませんでした…)
もう一度研磨してラッカースプレーでついた塗装を削り落とし、今度はペンで塗っていきました。
そうすると、見事な出来栄え。
文字の間隔をもう少し狭くした方がバランスがいい気がしますが、これで完成です。
エブリイにキーフックを取り付け
取り付ける位置をどこにするか悩みましたが、この棚下に固定することにしました。
取り付けるには、棚を取り外す必要があります。
ユーティリティナット2ヶ所にボルトで固定しているので、取り外しも簡単。
棚板側からビスを打ち、固定します。
再び棚を元に戻して、設置完了です。
キーフック完成
これまでエブリイ車内を作ってきたモノと同じ材料であるスギ材を使ったので、違和感が全くありません。
文字も初めてステンシルしたわりには、なかなか上出来です。
実際にカギをつけると、こんな感じに。
差して抜くだけなので、使いやすい。
カギを差してても、見た目が悪くないのがいいです。
まとめ
今回のDIYでは、カギの収納をつくりました。
車中泊する時にカギを置くことができるようになったので、次の車中泊では役に立ちそうです。
このデザインなら、お家の玄関にあっても違和感ないのではないでしょうか?
カギの収納に困っている方、キーフックを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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