お疲れ様です、ichiです。
前回、ジムニーJB64型に自作のフロントテーブルを取り付けたのですが…
想像以上に使いやすい反面、どうしても気になったのが「わずかな傾斜」。
「まぁこの角度でも使えるっちゃ使える…」
そんなレベルではありましたが、やっぱり水平な方が気持ちいいし、物も安定します。
第一弾でつくったテーブルは、傾斜があり使用上問題があるほどの角度ではないんですが、やはり水平にした方がいいに決まってます。
そこで今回は、ジムニーオーナーさんからのアイデアも取り入れつつ、金具を使った水平フロントテーブルをDIYしてみました。
「ジムニーはDIYで遊ぶ車!」
そんな方の参考になるよう、製作工程も工具も細かくご紹介します。
ジムニーでは、ほかにもいろいろDIYでつくっているので、そちらもチェックしてみてください。
材料と使用工具一覧
材料

今回のテーブルも無垢材を使用しますが、前回の「ヒノキ」から今回は「スギ」に変更。
使う材料の一覧です。
- 板材(今回はスギの無垢材を使用)
・幅450mm × 奥行130mm × 厚み25mm - L字ステー金具
- ボルト
・M8×20mm - ユリヤネジ
・M4×10mm - 鬼目ナット(Eタイプつば無し)
・M4×10mm - マグネット(ダイソーの超強力マグネット13mm)
使用工具

使用する工具は、以下の通り。
- 丸ノコ
- トリマー
・ボーズ面ビット - サンダー
・♯120
・♯240
・♯400 - ドリルドライバー
- 紙ヤスリ
・♯60 か ♯80 - 六角レンチ
- ボアビット
・Φ15mm - 瞬間接着剤
今回のテーブルは前回よりちょっと手間をかけていますが、工具が揃っていれば簡単にできます。
それでは、作り方を紹介していきます。
ジムニー用テーブルの作り方
テーブルの角を丸くする

今回は、前方の角は丸みをつけて安全性と見た目をUPさせます。
スプレー缶など丸い物で、分かりやすいように丸く線を引きます。

線を引いた箇所を目印に、丸ノコで数回カットして形作っていきます。
ここはジグソーがあると簡単ですね。

カットができたら、サンダーを使って荒い番手から順番に形を整えていきます。
「♯60 → ♯120 → ♯240 →♯400」の順番でかけていきます。
荒い番手(♯60など)は削りすぎないように注意!
面取り加工

トリマーを使って、面取りします。
正面から側面にかけては、トリマーで面取り。
車体側は、紙ヤスリで軽く面取りする程度でOKです。

今回は面取りと同時にデザインもつけてみたので、紙ヤスリで丁寧にヤスリ掛けしていきます。
全体をヤスリ掛け

テーブル全体を、サンダーでヤスリ掛けしていきます。
「#120 → #240 → #400」の順に研磨し、滑らかに仕上げます。

これでテーブルの形作りは、ひとまず完了です。
L字ステー金具で固定

L字ステー金具と板材は、ユリヤねじと鬼目ナットを使って固定します。

まずL字ステー金具を車体にM8ボルトで固定し、板材側のボルトをとめる位置を決めて印をつけます。

M4の鬼目ナットなので径6mmの下穴をあけ、鬼目ナットを六角レンチでねじ込んでいきます。

鬼目ナットを入れたら、仮組みしてみます。
車体につけたL字ステー金具に板材を載せて、ユリヤねじを鬼目ナットに回し入れます。
仮組みして水平になればOK。
マグネットでテーブル固定

運転席側は、ダイソーの超強力マグネットを使ってズレ防止します。

径13mmのマグネットなので、ちょっと余裕をとって「φ15mm」のボアビットでマグネットを収める穴を作っていきます。
お勧めは、SK11のボアビット。

きれいな穴があくので、私はいつもSK11を使っています。

マグネットの厚みが約2mmほどだったので、板材より少し出すために2mmより少し浅く穴を掘りました。
塗装

お好みですが、今回は前回と同じくニス仕上げ。
木材によって発色が異なるので、ヒノキとスギで色味の違いを楽しめます。
塗装後に、瞬間接着剤でマグネットを板材に固定します。
ジムニーJB64W専用の自作テーブル完成



いかがですか?
前方の角も丸くして、安全&デザイン性もアップしました。

傾斜問題を、L字ステーの角度調整で解消。
ちなみに前回のテーブル製作の条件であったアシストグリップの隙間は今回のテーブル製作でも対処しています。

アシストグリップの隙間からケーブルを通し、充電しながらのスマホ置きも可能。

ちなみに前回のテーブルを再利用して、運転席側のドリンクホルダーにしました。
まとめ

前回のテーブルであった傾斜問題を、第二弾製作として取り付け方法で改善してみました。
前回のフロントテーブルDIYで気になった傾斜を、金具加工で完全水平化。
角丸加工や面取りで、安全性とデザインも改善しました。
ジムニーJB64Wはカスタムの自由度が高く、こうしたDIYテーブルは内装の雰囲気を一気に変えてくれます。
必要な工具さえあれば、1日で完成できるのでぜひ挑戦してみてください。
「水平になっただけで、こんなに快適になるのか…!」
きっと実感できるはずです。
それでは皆さま、ご安全に。
コメント
コメント一覧 (4件)
突然のコメント失礼します。
こちらの記事を参考に運転席側にミニテーブルをつけたいと考えています。
L字金具はどのようなサイズの物を購入したらよろしいでしょうか?
DIY初心者でして、不躾な質問かもしれませんが
お教えいただけますと助かります。よろしくお願いします。
コメントいただきありがとうございます。
私が使ったL字金具のサイズは覚えていないのですが、サイズの選ぶ基準としては
・L字のテーブル側は支える必要があるので、テーブルより少し短いサイズがベスト
・L字の車側は固定出来ればいいので、短くてもOK
・L字金具が重さで変形してしまわないように、ある程度の厚みが必要
この3点に気をつけてもらえれば大丈夫なはずです。
また何かご不明な点がありましたら、お気軽にご質問ください。
親切なご回答ありがとうございます。
お教え頂いた内容を参考に、不器用ながら制作に取り組んでみようと思います。
また覗かせてもらいます。
ジムニー関連のブログ楽しみにしています。
いずれジムニーのカスタムをすることがあれば、その時はまた紹介させていただきます。
DIY頑張ってください!