お疲れ様です、ichiです。
エブリイの車中泊仕様として、以前DIYでフルフラット化した「床下収納付き床張り」。

収納力もあり、自分としてはかなり気に入っていたDIYのひとつでした。
ですが、実際に使い続けていく中で、だんだんと気になる部分が出てきました。
今回は、その床板を思い切って作り替え、より使いやすい仕様へ変更。
杉無垢ボードを使って、折りたたみ可能な新しい床張りをDIYしていきます。
この記事では、
- 作り替える理由
- 使用した材料
- 型取りから加工までの製作工程
- ミシン蝶番を埋め込む方法
- 実際に使ってみた感想
などを詳しく紹介していきます。
エブリイで車中泊仕様をDIYしたい方や、床張りを検討している方の参考になれば嬉しいです。
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今回のDIYで床板を作り替える理由

これまで使っていた床板は、床下収納を作り込んだフルフラット仕様でした。
見た目もよく、収納力もあるお気に入りのDIYでしたが、実際の使い方と少しズレが出てきました。
車中泊マットを使うことで床下収納を使わなくなった

現在は、車中泊用マットを使用しています。
そのため、寝るたびにマットを敷く必要があり、床下収納を使うには毎回マットをめくる必要がありました。
結果的に、
「収納はあるけど、ほとんど開けない」
という状態に。
収納を作り込んだものの、実際には活かせていませんでした。
点検や車検のたびに床板を外すのが大変

エブリイのバッテリーは荷室側にあります。
そのため、定期点検や車検では、バッテリー確認のために床板を外す必要があります。
これまでは、
- 車中泊マットを外す
- 床板を外す
- 点検後に戻す
という作業が必要でした。
これが地味に面倒。
とくに車検や点検前は荷室を片付ける必要もあり、毎回かなり手間でした。
そこで今回は、
「必要な部分だけ開けられる構造」
に変更して、使い勝手を改善していきます。
使用した材料
今回、使用した主な材料はこちら。
杉無垢ボード

今回のメイン材料。
- 加工しやすい
- 木目がきれい
- 比較的軽い
- 価格も手頃
という理由で、エブリイDIYではかなり使いやすい木材です。
木の質感もよく、車内が温かい雰囲気になるのも魅力。
サイズは「1320mm×900mm」で使います。
ミシン蝶番

前側と後側の床板を折りたたみ式にするために使用。
これを取り付けた材料は、180度まで開くことができて、平らな状態にすることができます。
通常の蝶番よりも開閉がスムーズで、広い面をしっかり固定できるのが特徴です。
今回のDIYでは、このミシン蝶番を床板に埋め込む加工が一番大変なポイントでした。
床板の構造について

今回の床板は、大きく2つに分けています。
前側

後部座席を倒した上に設置する部分。
こちらは、以前製作した床板を再利用。
まだ十分使える状態だったので、そのまま活用します。
ただ、このままでは折りたたむ際にシートベルトに当たるため、サイドを切り落として使います。
後側

荷室部分に設置する新しい床板。
サイズは、
- 奥行き:約900mm
- 横幅:約1320mm(最も広い部分)
エブリイの荷室形状に合わせて加工していきます。
床板の製作
それでは、床板の製作です。
下準備からしっかりしていきます。
荷室の型取り

エブリイの荷室は、完全な四角ではありません。
車内の形状により、細かく曲線があります。
そこで今回は、荷室についているビニールレザーを利用して型取りを行いました。
これがかなり便利。
実車に合わせながら型を取れるため、精度も高くなります。
杉無垢ボードをカット
型取りしたラインに合わせて、杉無垢ボードをカットしていきます。
曲線部分はジグソー

曲線部分は、ジグソーを使用。
少し大きめに切って、あとで調整しながら合わせていきます。
直線部分は丸ノコ

直線部分は、丸ノコでカット。
やはり直線は丸ノコの方が早く、仕上がりもきれいです。
エブリイに仮合わせ

ある程度切れたら、一度エブリイへ設置。
実際に合わせてみると、
- 少し干渉する部分
- 隙間が大きい部分
- 微妙に曲線が違う部分
などが見えてきます。
ここからは、削っては合わせる作業の繰り返し。
DIYらしい地道な工程ですが、この作業で完成度がかなり変わります。
バッテリー部分をくり抜く

今回のDIYで、重要なのがここ。
バッテリーにすぐアクセスできるよう、床板の一部をくり抜きます。
丸ノコを使って四角くカットして、ジグソーで切り残しをカットします。

これで、床板を全部外さなくても点検できるようになります。
かなり実用的。
くり抜いた端材をそのままフタにする

今回は、くり抜いた端材をそのまま利用してフタにします。
これなら、サイズもピッタリ。
木目も自然につながるので、見た目もきれいです。
指を入れる穴を加工

蓋を開けやすくするため、指を入れる丸穴を加工。
シンプルですが、かなり使いやすくなります。
こういう細かい使い勝手は、実際かなり大事。
トリマーと紙ヤスリで面取り

各パーツをカットしたら、角を面取りしていきます。
角が立ったままだと、
- 手が痛い
- 服が引っかかる
- 見た目が荒く見える
などの問題があります。
表面はトリマーで大きく面取り、裏面は紙ヤスリで軽く角を落とします。
面取りをすると、一気に完成度が上がります。
サンダーで研磨

表面もしっかり研磨。
杉は柔らかいので削りやすく、手触りもかなり良くなります。
木の質感が出る瞬間は、やはり楽しい。
ミシン蝶番を埋め込む加工
今回、一番手間がかかった工程です。
前側と後側の床板を折りたたみできるようにするため、ミシン蝶番を埋め込んでいきます。
まずは位置決め

蝶番を取り付けたい位置に長めの中心線を引き、その中心線に合わせて置いた蝶番の外周を罫書き。
前側床板は2分割構造なので、それぞれ2つずつ加工していきます。

こうすることで、隙間ができた状態で取り付けできます。
ここで位置がズレると、開閉に影響するので慎重に。
トリマーで溝加工

ミシン蝶番は、埋め込み式。
そのため、床板側に溝を掘っていきます。

今回使う蝶番は、羽部分が「2.5mm」、回転部分が「7.25mm」の厚みがあるので、これに合わせて掘り下げていきます。
蝶番によってサイズも厚みも違うので、まずは確認してみてください。
羽部分は2.5mm

まずは、トリマーの切削深さを「2.5mm」に設定。
蝶番の羽部分を、まとめて加工します。
回転部分は7.25mm

次に、深さを「7.25mm」へ変更。
回転部分に合わせて、赤ラインの位置から掘り下げます。
蝶番の回転部分が収まるよう加工。

深さを変えながら加工するため、かなり集中力が必要でした。
ですが、この加工をすることで、
- 見た目がスッキリ
- 床面がフラット
- 開閉もスムーズ
という仕上がりになります。
ミシン蝶番を取り付け

掘った溝へ蝶番をはめ込み、ビス固定。
実際に折りたたんでみると、かなりスムーズ。
想像以上にいい感じでした。
DIYでこういう瞬間はかなり嬉しい。
エブリイへ設置

完成した床板を、車内へ設置。
サイズもピッタリ。
木の質感もあり、かなり雰囲気が変わりました。
実際に使ってみた感想
今回の床張りDIY、かなり満足度が高いです。
バッテリーアクセスが圧倒的に楽

これが本当に便利。
点検のたびに床板を全部外さなくていいのは、かなり大きいです。
蓋を開けるだけで、アクセス可能。
実用性がかなり向上しました。
床下収納をやめたことでシンプルになった

以前は収納構造が複雑でした。
ですが、今回はシンプル。
その分、
- 軽い
- 扱いやすい
- 掃除しやすい
というメリットが増えました。
実際使うと、このくらいシンプルな方が快適かもしれません。
折りたたみできるのが便利

ミシン蝶番のおかげで、折りたたみ可能。
荷物を積む時や後部座席を使う時にも、対応しやすくなりました。
後部座席を起こした状態も紹介

今回の床板は、後部座席を起こした状態でも、違和感なく使えるようにしています。
車中泊だけでなく、
- 普段使い
- 買い物
- DIY材料の運搬
などにも使いやすい仕様。
普段使いとのバランスは、かなり重要だと思います。
最後にもう一度、折りたたみ式フルフラット化紹介

最後に、改めて床板をフル設置。
以前の仕様よりも、かなり実用的になりました。
「作り込むこと」も楽しいですが、実際に使って気づく改善点もたくさんあります。
今回のDIYは、まさにその経験を反映したアップデートでした。
まとめ

今回は、エブリイの床張りをDIYで作り替えました。
以前の床下収納付き仕様から、
- シンプル化
- 軽量化
- 点検性アップ
- 折りたたみ構造
へ変更。
結果として、かなり使いやすい仕様になったと思います。
車中泊仕様は、「使いながら改善していく」のが一番楽しい部分かもしれません。
今後も実際に使いながら、さらに快適な仕様へアップデートしていこうと思います。
エブリイDIYや車中泊仕様を考えている方の参考になれば嬉しいです。


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