簡単DIY!無垢の木で自作時計

小物をつくっている中で、ある日「時計って自分でつくれるのか?」と興味がわき、自作してみることにしました。

時計って一日の中でわりと見ることが多くないですか?

それだけ頻繁に見るものが、自分がつくった時計だったら見るだけで嬉しくなると思うんです。

ただ時計の完成形は見たことあっても、作る過程は全くの無知。

しかし実際につくってみると意外に簡単でビックリしました。

YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをどうぞ。

目次

意外に簡単で誰でもできる時計作り

時計ってシンプルな造りで、けっこう自分でつくれちゃうんです。

時計の針や時計盤を変えることで、その作り手次第で印象が変わるのが魅力。

アレンジ次第でデザインは無限大にあると思います。

大きな壁時計をつくるも良し、置き型の時計をつくるも良し、小物入れに時計をつくるなんてこともできますね。

時計がこんなに魅力なことに今になって気づきました、

時計を自作するのに必要なもの

まず時計盤ですが、加工できるものなら何でもいいです。

私はやはり「木」が好きなので、無垢の木を選んでしまいますが、鉄板とかでもいいと思います。

ホームセンターで円形に加工された板を買ってきたりしてもいいですね。

それと「ムーブメント」ですね。
ムーブメントは針を動かす機械で電池をセットする部分でもあります。

ムーブメントを買う時はシャフトの長さに注意してください。

シャフトの長さは短いものから長いものまであるので、時計盤となる材料の厚みで選びます。
材料の厚みに対してムーブメントのシャフトが短いと使えませんし、材料の厚みよりシャフトが長くても針をつけるだけの長さがない場合も使えません。

あとは「時計の針」です。
時計の針も長さがいろいろあるので、時計の大きさによって選びます

デザインもネットで探すだけでも選びきれないほどあるので、好みのデザインを探してみてください。

できるだけムーブメントと針のセット品を買うか、同じメーカーで揃えて買った方が良いです。
小さい部品なので微妙なサイズ違いで取り付けできなかったりします。

時計盤の材料に穴をあける

時計盤となる材料にシャフトを通す穴をあけます。

基本的には真ん中にあけますが、好みによってあけても面白いかもしれないですね。

穴径は8mm~10mmをあけます。

きれいに穴をあけたい時はスターエムから発売されている『竹用ドリル』がお勧めです。
普通のドリルより綺麗な穴があくのでぜひ使ってみてください。

竹用ドリルについての詳しい記事もあるので、ぜひ読んでみてください。

穴をあけた状態です。

ムーブメント取り付け

あけた穴にムーブメントのシャフトを通して時計盤の裏から取り付けます。

差し込んだ状態です。

このようにシャフトが時計盤から出て、針が取り付ける長さぶんも出ていないといけません

ワッシャーとナットをつけて締めたら、ムーブメントの取り付けは完了です。

飾り針の取り付け

時計の針を取り付けていきます。

最初に「時針」をつけます。

次に「分針」をつけます。

最後に「秒針」をつけたら針の取り付け完了です。

ちょっとこだわった取り付け方

今お話した取り付けでは、ムーブメントが時計盤の裏から出ていますよね。

それをムーブメントが収まるように時計盤の裏を掘ってみました。

トリマーで掘っています。
まだ綺麗に加工し終わってないですが、セットしてみるとこんな感じになります。

収めた方が見栄えはいいですが、ちょっと大変です。
こだわってつくりたい方はやってみてください。

時計のDIY完成

シンプルながら飽きがこないデザインで個人的には好きです。

右側の空白部分の使い道は今のところ考えていませんが、写真などを飾ってもいいかもしれませんね。

背中には倒れないようにスタンドをつけて、時間の表示も含めて4か所に埋木をしてアクセントにしてみました。

簡単につくりましたが、DIYでもこんな時計がつくれます。

まとめ

今回は時計の作り方をご紹介してきました。

意外に簡単でしたよね。

時計盤は加工次第で印象が変わるので、こだわりたい方は挑戦してみてください。

簡単につくるのであれば、今回お話した作業で出来るので初心者の方も挑戦しやすいと思います。

ぜひ自分好みな自作時計つくってみてください。

それでは皆さま、ご安全に。

今回使用した工具

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