木工DIYをしていると穴あけをする機会もありますが、皆さんはどのドリルを使って穴あけしていますか?
普通はこういった木工用のドリルを使いますよね。
このスターエムの木工ドリルであれば、十分にきれいな穴あけはできます。
(ただしホームセンターに置いてある安くていかにも海外製みたいなドリルは、バリが出て使い物になりません。)
しかし、スターエムの木工ドリルを更に上回るドリルがあります。
それが、同じスターエムから発売されている「竹用ドリル」です。
今回は、この竹用ドリルが一般的な木工ドリルとどれほどの違いがあるのかをご紹介していきます。
竹用ドリルとは
竹用ドリルは、スターエムから販売されているドリルビットです。
“竹用”という名前がついていることから、竹に使うドリルビットだと思ってしまいますよね。
名前の由来は、竹みたいな曲面でバリが出やすい材料でもきれいに穴あけができるということで付けられたそうです。
さまざまな材料に使うことができ、木材・竹・塩ビ・アクリル・硬質ゴムといった材料の穴あけが可能。
サイズは3mm~21mmまであり、いろいろな穴あけサイズに対応できます。
竹用ドリルの仕様
適用材 | 一般木材・堅木・竹・塩ビ・アクリル・硬質ゴム |
材質 | 普通鋼・無電解ニッケルメッキ仕上げ |
適用機種 | インパクトドライバ14.4V以上 ドリルドライバ14.4V以上 電気ドリル ボール盤 |
適正回転数 | 3,000回転/分以下 ※樹脂材への穴あけ15mm以上:1,300~3,000回転/分未満 |
軸形状 | 六角軸 |
表を見ての通り、インパクト・ドリルドライバーだと14.4V以上が推奨されているので注意してください。
竹用ドリルの特徴
扱いやすい
力を加えたぶんだけ進んでいくので、貫通するにも途中で止めるにも扱いやすいです。
木工ドリルであれば、先端のネジ状部分の回転力で穴をあけていくのでコントロールが難しいですが、竹用ドリルの先端は尖っているだけなので押す力で穴をあけていきます。
一般的な木工ドリルと竹用ドリルでは構造自体が違うんです。
きれいな穴あけができる
一番の魅力はこのきれいな穴あけです。
バリが全くなく、惚れ惚れするほどの美しい穴があいていませんか?
竹用ドリルは、熟練の職人さんが1本ずつ手作業で刃付けしているドリルビットです。
丁寧にこだわり抜いて作られた製品だけあって、切れ味が抜群。
他のドリルビットでこの仕上がりはまず無理です。
これだけの切れ味があることで、アクリルや竹などの割れやすい材料にも対応できるんです。
左が竹用ドリル、右が木工ドリルの穴あけです。
切れ味の違いが圧倒的ですよね。
まとめ
竹用ドリルの扱いやすさと切れ味は、木工ドリルと比べて別格です。
仕上がりを良くすることを考えたら、買っておいて絶対に間違いはないと思います。
全サイズまとめて揃えるとなると高価ですが、必要なサイズを必要時に揃えていけば、それほど高い買い物ではないですね。
ぜひ「竹用ドリル」検討してみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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