私の家でも壁掛け収納をいろいろしていますが、壁掛けにするとメリットが多いのはご存じですか?
掃除がしやすく、ホコリやゴミが溜まることもありません。
そして圧迫感がなくスッキリして見えるので、視覚的にも良いところしかありません。
今回の記事では、兄から壁に帽子やカバンを掛けれるようにしたいと相談を受けたのでDIYで取り付けしたお話をしようと思います。
兄からはラブリコのアジャスターを使った2×4を柱にして棚板をつけたいと言われましたが、私が提案したのは今回使用したナゲシレールです。
この記事では、ナゲシレールのご紹介や取付方法をお話していくので参考にしてみてください。
ナゲシレールの魅力
ラブリコといえば、2×4材を使ったアジャスターがよく取り上げられてますが、1×4材を直接壁に固定できるこういった商品も販売されています。
「え、直接壁に固定って壁に穴をあけるの?」
と、壁に穴をあけるのに抵抗がある人もいますよね。
確かに穴はあきますが、針のような太さのピンを使うのでピンを抜いた後も、目立たず隠すことができ原状復帰が可能です。
これなら賃貸のお部屋でも使うことができます。
それに取付も簡単。
後でご説明しますが、誰でも取り付けできるのでDIY初心者の方でも大丈夫です。
耐荷重は約10㎏なので服やカバンを掛けるには十分。
(ただし使用場所や木材などで耐荷重が変わります)
見た目としてもフックを壁に直接取り付けるより、木材を加えることによりオシャレに見えます。
他にもアイワ金属から販売されている「STAND BAR 」という壁掛けパーツがあります。
そちらだと50㎏~70㎏までの耐荷重があるので、テレビなどの重量物を掛けたい場合はおすすめです。
取り付け方法まで解説した記事があるので、ぜひチェックしてみてください。
材料
まずは材料から揃えていきましょう。
- 1×4材
- ナゲシレール
- フック
以上です(笑)
1×4材は購入前に長さを決めて、ホームセンターでカットしてもらった方が楽です。
1×4材の下準備
1×4材を希望の長さにカットして準備します。
今回は杉材の1×4を使用。
このまま使っても問題ないですが、私は面取りと研磨もしました。
面取り
トリマーのボーズ面ビットで角を丸くしていきます。
角が丸くなればいいのでトリマーを持っていなかったら紙ヤスリで磨いてもOKです。
面取りするとこんな感じ。
柔らかい雰囲気になるし角で怪我をする心配もないです。
サンディング
サンダーを使って研磨しました。
表面を滑らかにする目的もありますが、
塗装するのであれば塗料の密着が良くなるので研磨は必須です。
サンディングをするのとしないのとでは出来上がりが違ってきます。
塗装
ここまで下準備が出来たら塗装していきます。
最近、私は木材の風合いをそのまま活かしたいのでペイントではなく、未塗装でいくか、蜜蠟ワックスを使っています。
蜜蝋ワックスであれば汚れ防止・防腐になり、
木材本来の風合いを活かせる、塗りムラもできず扱いやすいのでおススメです。
ナゲシレール取付
木材の準備ができたらナゲシレールを取り付けていきます。
壁にブラケットを取り付ける
まずは壁側から作業していきます。
1×4材を取り付ける位置を決めて水平を確認した後、2つのブラケットを付属のピンで固定します。
水平を出すのが難しいですが、1×4材の上に水平器を置いてその位置にマスキングテープを貼りました。
木材にブラケットを取り付ける
次に1×4材側の取り付けですが、
まず木材側のブラケットを先ほど取り付けた壁側ブラケットに差し込みます。
そしてその中央にある両面テープの剥離紙を剥がし1×4材を押し当てます。
ここでも水平を確認するために水平器を1×4材の上に置いて押し当てました。
※私は何度か水平器を落下させたのでこの方法でする場合は自己責任で(笑)
押し当てたら木材側のブラケットが両面テープで1×4材に接着しているので壁側のブラケットから上にスライドして取り外します。
1×4材のブラケットは両面テープでついているだけで簡単に動くのでスライドする時はブラケットが動かないように注意が必要です。
取り外した後は付属のビスでブラケットを固定します。
この固定時もブラケットが動きやすいので、あらかじめブラケットの位置に線を引き、ずれた時の対策をしておいた方がいいのかもしれません。
完成
あとは1×4材を壁側のブラケットにスライドして完成です。
私は家にあったフックを利用していますが、専用のアクセサリーパーツが販売されており、フックだけではなくシェルフやハンガーがあるようです。
まとめ
カバンや服を掛ける場所を壁に作るなら、こういった木材を利用する方法でお洒落になり、見せる収納としてもお勧めです。
水平を確認しながらの作業は少し大変ですが、取り付けは簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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