お疲れさまです、ichiです。
今回は、久しぶりにエブリイのDIYをご紹介。
これまでエブリイのDIYをいろいろしてきて、車内が、かなり木に覆われた空間になってきました。
ここまでくると、なかなか作る箇所を見つけるのが大変です。
そこで今回チャレンジしたDIYは、運転しているとよく使うサンバイザー。
わりと簡単に作れるので、ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをどうぞ。
まずは完成品
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-49.jpg)
どうですか?
純正のサンバイザーから木のサンバイザーにするだけで、かなり雰囲気が良くなっていませんか?
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-54.jpg)
自分で言うのもなんですが、かなりオシャレで気に入っています。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-40.jpg)
たたんでいる状態でも、どこかオシャレです。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-53.jpg)
今回はこのサンバイザーの作り方をご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
材料
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-6.jpg)
使う材料はこちら。
- サンバイザー
- ベニヤ
- アカシア集成材
サンバイザーとして使うのは、アカシア集成材になります。
私はアカシア集成材を選びましたが、厚さが10mmくらいであればどの木材でも大丈夫です。
2つの板を貼り合わせて作るので、10mm以上の厚みがあるとサンバイザーがかなり厚くなるためです。
なので、合板とかでもOK。
ベニヤは、型として使用します。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor.jpg)
サンバイザーは分解する必要があるため、中古品をネットオークションで購入しました。
調べたところ、サンバイザーの有無や改造については、地域によって車検に通るかグレーのようです。
そのため、私は純正品を保管することにしました。
サンバイザーを木でつくる
サンバイザーをバラバラに分解
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-11.jpg)
まずは、購入した中古のサンバイザーを分解します。
サンバイザーの生地を、躊躇なくカッターで切っていきます。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-3.jpg)
生地を外してみると、中身はまさかのダンボール。
軽量化と経費削減のためかもしれませんが、ちょっとビックリです。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-13.jpg)
次に、部品を外していきます。
この部品は、自作のサンバイザーでも使用します。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-4.jpg)
ただ白いプラスチック部分は、厚みがあるので取り外します。
このプラスチック部分を外すのが、一番大変でした。
ニッパーやノコギリで、無理やり壊しながら外します。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-5.jpg)
これで、部品取りできました。
生地は型取りに使うので、残しておきます。
(写真では左右ありますが、型取りに使うのはどちらか一枚でOK)
サンバイザーの生地で型をつくる
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-9.jpg)
サンバイザーの生地を使って、ベースとなるベニヤに型取りします。
セットする箇所に少し余裕があるので、ちょっとくらいなら型が大きくなっても大丈夫です。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-2.jpg)
下書きしたら、罫書いたラインを切っていきます。
ベニヤで薄いので、カッターで切りました。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-1.jpg)
これが、自作サンバイザーの型となります。
型を使ってサンバイザーをつくる
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-8.jpg)
ベニヤの型を使って、サンバイザーとなるアカシア集成材に罫書きます。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-27.jpg)
罫書き線を、ジグソーでカット。
2枚を貼り合わせて1つのサンバイザーになるので、これを4つ作ります。
部品を埋め込む溝を掘る
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-20.jpg)
次は、部品を埋め込むための溝を掘る作業です。
配置イメージは、こんな感じになります。
車に取り付ける左右で、部品の配置が反対になるので注意します。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-21.jpg)
溝を掘る位置を、適当に書いていきます。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/img_3036.jpg)
隠れる箇所なので、掘る位置も溝の形もかなり適当で大丈夫。
私はこれ以上ないくらい、かなり大雑把に加工しました。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-22.jpg)
掘る位置が決まったら、トリマーで溝を掘っていきます。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/img_3038.jpg)
どうですか、かなりひどい加工でしょう?
でも、こんな加工でも問題ありません。
ワイヤー部分は左右1枚ずつ掘りますが、可動部分の部品は厚みがあるので左右2枚とも掘っていきます。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-31.jpg)
ちゃんと貼り合わせることができるか、試しに合わせてみます。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-29.jpg)
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-33.jpg)
ちゃんと部品が溝に収まり、板同士が合わされば加工完了です。
面取りをして仕上げ
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-25.jpg)
トリマーにボーズ面ビットをセットして、角を丸くしていきます。
貼り合わせる面の角は、面取りしないように注意します。
部分をボンドで固定
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-19.jpg)
部分を溝に入れておくだけでは、カタカタ音が鳴るのでボンドで固定します。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-36.jpg)
溝と接着面全体にボンドをつけたら、部品を溝に入れていきます。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-26.jpg)
反対の板を固定。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-30.jpg)
あとはクランプやオモリなどで固定して、接着されるのを待ちます。
研磨と塗装で仕上げ
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-34.jpg)
接着されたら、最後に研磨して仕上げていきます。
2つの板を固定しているのでカタチの違いや段差ができますが、ベルトサンダーをかけると平らになります。
私の場合、わずかな違いだったので気にせず、そのままで使っています。
気になれば後でいくらでも整えることができますし、DIYということでこれくらいで十分な仕上がりです。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-28.jpg)
塗装は、蜜蝋ワックスを使いました。
アカシアはオイルで仕上げると、なかなか見映えが良いのでおすすめです。
完成・エブリイに取り付け
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-23.jpg)
思ったよりは苦労しましたが、無事に完成しました。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-35.jpg)
可動部分の動きも問題なし。
早速、エブリイに取り付けてみました。
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-44.jpg)
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-40.jpg)
サンバイザーの素材が木になると、かなり雰囲気が変わります。
これからは、運転するのが楽しくなりそうです。
グレーの車内色に木が追加されると、なかなかオシャレではないですか?
まとめ
![](https://www.ichiwood.com/wp-content/uploads/2023/08/sun-visor-46.jpg)
今回は、木でつくるサンバイザーの作り方をご紹介しました。
運転していると、わりと視界に入ることも多いサンバイザー。
加工や部品の調達などありますが、運転席の雰囲気がすごく変わるので、おすすめのDIYです。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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