お疲れ様です、ichiです。
今回は、以前に「エブリイDA17V」用に自作したアームレストを一新して作り直したDIYをご紹介します。
前回のアームレストは少し低くて肘置きとしては物足りなかったんですが、今回改良して 高さ・耐久性・収納性・デザイン性 すべてに大満足な仕上がりになりました。
とくに アカシア集成材の独特な木目 がいいアクセントになって、エブリイの車内がぐっとお洒落になります。
「既製品のアームレストじゃ物足りない…」という方に、ぜひ参考にしていただきたいDIYです。
YouTubeでも制作過程を公開していますので、動画で見たい方はこちらからどうぞ!
材料

今回使用した材料は、こちら。
- アカシア集成材(側板・底板など土台部分)
- カフェ板(天板/肘置き部分)
- シナベニア(天板裏の桟/ズレ防止用)
なかでも、一番のおすすめはアカシア集成材。
実際に完成品を見て、「こんなに雰囲気が出るのか」と感動したほど。
木目が強調され、車内インテリアに高級感をプラスしてくれます。
おすすめ材料:アカシア集成材
DIYでインテリア性を高めたいなら断然アカシア!
収納付きアームレストの作り方
各材料の墨出し

まずは、墨線を引いてカット準備。
- パーツは全部で7つ
- アカシア集成材の幅200mmをそのまま活かす部分もあり
- 底板は側板より10mm短くして、立体感を出す

組み立ては「溝掘り」方式で、前板・後板・底板をはめ込む仕様にしました。
点線部分が溝の掘り込む部分になります。
材料のカット

墨出ししたら、丸ノコでカット。

小さいパーツもあるので、スライド丸ノコがあると正確で安全です。

天板に使うカフェ板は両端に凸凹があるので、切り落としてから使います。
トリマーで側板に溝を掘る

側板の内側に、溝を加工していきます。
溝を掘る位置は実際に仮組みして、確認しました。
- 溝の深さは5mm
- 一度に掘らず、2mm → 3mm と分けて加工すると安全
- トリマーでは角が丸く残るので、最後にノミで仕上げ

トリマーで慎重に掘っていきます。

トリマーだと角が直角に掘れないので、最後にノミで仕上げます。

溝掘り加工後は、こんな感じに。
天板(肘置き部分)の加工

カフェ板の端を、カンナで削って丸みをつけます。

これで、肘を置いたときに角が当たらず快適に。
地味ですが、このひと手間で使用感が大きく変わります。
サンダーで研磨

組み立て前に、サンダーで全体を研磨。
400番までかけると表面がツルツルになり、手触りが格段に良くなります。
天板裏に「桟」を取り付ける

天板のズレ防止として、裏にシナベニアで作った「桟」を取り付けます。
収納スペースに干渉しないよう、内寸より少し小さめに。

今回は、両面テープで簡単に固定しました。
アームレストの組み立て

組み立ては、ボンドのみでOK。
掘った溝に、ボンドを塗布。

前板・後板・底板を差し込む。

クランプで固定して乾燥。

シンプルですがしっかり固定され、強度も十分です。
蜜蝋ワックスで塗装

仕上げに、蜜蝋ワックスを塗装。
- アカシア集成材がさらに濃く鮮やかな色合いに
- 木目が強調されて存在感アップ
オイル仕上げとはまた違った自然な艶感で、DIYらしい温かみのある仕上がりになります。
おすすめ仕上げ材:蜜蝋ワックス
自然素材で安全にツヤ出し!

今回この完成した収納付きアームレストを見て、アカシア集成材の魅力に驚きました。
収納付きアームレストの完成

エブリイに実際に設置してみると…
- サイズ感バッチリ
- 木目の模様が角度によって違う表情を見せる
- 天板を外すと収納スペースが登場
- スマホや小物を入れるのにちょうどいいサイズ

「既製品にはないオリジナル感」と「実用性」を兼ね備えたアームレストになりました。

天板を外すと、模様が強調されてオシャレ。
まとめ

今回は、エブリイDA17V用の収納付きアームレストDIYをご紹介しました。
- アカシア集成材でお洒落さアップ
- 天板は取り外し式で収納付き
- 蜜蝋ワックス仕上げでナチュラルな艶感
既製品では満足できない方や、車内を自分好みにカスタムしたい方におすすめです。
「木製のアームレストって大丈夫?」と思うかもしれませんが、耐久性も問題なく、むしろ温かみがあって車内の雰囲気が良くなりますよ。
ぜひDIYにチャレンジして、世界に一つだけのオリジナルアームレストを作ってみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
コメント