【簡単おすすめDIY】エブリイバンに網戸装着!車中泊で快適空間

季節はもう春。

気温も暖かくなり、車内の温度も上がってきました。

窓をあける機会も増えましたが、気になるのが虫の侵入。

そこで今回のDIYでは、リアスライドドアの窓に網戸をつくることにしました。

車中泊などでも役に立つので、前々から作ろうと思っていましたが、ついに重い腰を上げて製作することにしました。

軽バンはもちろん、どの車でも作り方は同じで簡単につくれるので、ぜひ参考にしてみてください。

YouTubeでも動画で紹介しているので、よかったら観ていってください。

目次

網戸のサイズ決め

まずはサイズを決める必要があります。

エブリイバン(DA17V)のリアの窓は、最大で約220mm開きます。

ただこれだけ大きい網戸をつくると防犯面でも心配…

そして網戸の収納場所として、この工具収納スペースを利用したいので、そのサイズを考えないといけません。

いろいろ考えた結果、100mm〜150mmがベストかなといった感じです。

設計図作成

簡単に設計図をつくりました。

3つのパーツを組み合わせて、1つの網戸をつくります。

  1. 798mm×100mm
  2. 540mm×60mm
  3. 780mm×40mm

①は、風が通るように「50mm」の穴を7つあけます。

幅は「798mm」が、個人的にはちょうどいいサイズでした。

②は、網戸を挟んで固定するための枠で、両端は50mmの穴に合わせて丸く切り取ります。

③は、窓を挟み込むためのパーツです。

組み合わせたイメージは、こんな感じになります。

材料

使う材料は

  • シナベニヤ(900mm×400mm×4mm)  2枚
  • 網戸張替用ネット

全部で3500円ほどなので、安くつくれます。

ベニヤは4mmだとたわみやすいので、もう少し厚い方がいいかもしれません。

カット

設計図通りに、各パーツをカットしていきます。

丸穴をあけるパーツは、窓と同じように上部の角にアールをつけたいので、ジグソーで加工します。

ちなみにベニヤなので、丸ノコやジグソーを持っていなくてもカッターで切ることができます。

丸穴の位置決め

いったんカットしたパーツを、エブリイに仮合わせします。

大きすぎず、小さすぎずバッチリ。

そして7つの丸穴位置を決めていきますが、実際に取り付けてみるとこのようにゴムパッキンがあります。

ゴムパッキンより下に穴をあけたいので、ラインを入れて下書き。

穴の位置は、こんな感じにしました。

ゴムパッキンを考えると、上から20mm間隔をあけたいので、縦方向は45mmの位置が穴の中心点。

横方向は、最初と最後の丸穴が端から149mm間隔をあけるので、174mmが中心点。

2つ目以降は25mm間隔で穴をあけるので、隣の中心点から75mm横が中心点になります。

実際には必要ないですが、イメージしやすいようにコンパスで下書き。

こんな感じに、穴があきます。

丸穴をあける

穴をあけるには、「自在錐」を使っていきます。

50mmの穴をあけるので、半径の25mmに調整した自在錐をドリルドライバーにセット。

さっきの中心点を目安に、穴をあけます。

表で半分まで掘り込んで、裏から残りを切り取ると仕上がりがキレイになります。

ただ鋭利な先端が高速回転するので、怪我しないように注意してください。

ネットをはさむ枠を製作

次に、ネットを挟むための枠をつくります。

まずはさっきの25mmに調整した自在錐を使って、両端を切り取ります。

両端にできた50mmの穴の間部分を、カッターで切り抜き。

そうすると、枠の完成。

研磨

全てのパーツ加工ができたら、研磨していきます。

材料が薄くサンダーを使うと割れてしまうかもしれないので、端や角、穴部分は手で研磨します。

表面はサンダーを使って、研磨します。

塗装

次に塗装していきます。

今回使ったカラーは、ウォルナット。

3回重ね塗りしています。

組み立てて完成

塗装が乾いたら、組み立てていきます。

ネットもここで固定するので、大きめに適当なサイズでカットしておきます。

固定は、ボンドの接着のみ。

枠の裏面にボンドをつけて、ネットを挟んで固定します。

クランプで固定して、しばらく放置。

接着されたら、はみ出たネットをカットします。

最後に窓を挟むためのパーツを、ボンドで接着。

同じ作業をもう1セット繰り返したら、網戸の完成です。

網戸の装着と収納

上側に自作網戸を差し込むと、支えがなくても落ちてこないのでピッタリサイズです。

あとは、窓をはさむ部分の間に窓を入れ込みます。

これで外れることはありません。

両サイドに網戸を装着すると、ちゃんと風が通り抜けます。

穴が小さいので空気の入れ替えがメインかなと思っていたんですが、思ったより風の通りがいいみたい。

もっと風の通りを良くしたいなら、大きいサイズにするといいですね。

車外から見ると、こんな感じ。

遠めから見ると、ちょっとオシャレかも。

ドアを開閉しても全く問題ありません。

このまま装着した状態で、運転もできそうです。

そして一番こだわった収納。

100mm以内の高さであれば、ジャッキの後ろに立てて入れることができましたが、今回120mmになったので上の画像の穴に収納します。

寝かして入れると、何とか2枚分入りました。

寒い時期は、この場所に収納しようと思います。

これからの暑くなる時期は、床下収納に置くつもりです。

まとめ

今回は、エブリイの自作網戸を製作する内容をご紹介しました。

とても簡単につくれるので、おすすめのDIYです。

ご自身の車にサイズを合わせればどの車にも応用できるので、参考にしてみてください。

それでは皆さま、ご安全に。

今回使用したもの

よかったらシェアしてくださいね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次