自分の家を建てたいけど、平屋と2階建てのどちらにしようか悩んでいる方っていますよね。
私も家を建てる時は、平屋か2階建てで迷いました。
そこで今回は、2階建てで家を建てた私が思う平屋と2階建ての違い、比較するポイントや選ぶ注意点をお話していきたいと思います。
平屋と2階建てどっちが安いの?
正直、価格に関しては購入する条件によって大きく変わってくるのでハッキリとは言えません。
土地を持っている方なら建物の金額だけを比べればいいですが、土地から探す方は選ぶ土地で全体的な価格が変わってきます。
私の場合だと、会社から近い場所で土地を探していたので、その周辺の土地価格はわりと標準くらい。
さらに遠くのちょっと田舎の方に行くと、土地価格も半分くらいだったので平屋を建てられる広さを購入できましたが、通勤時間を優先し、標準価格を選びました。
それでは建物・土地をもう少し具体的にお話していきます。
建物の場合
選ぶ基準で、お金のことが一番考える内容だと思います。
平屋と2階建てでの費用は基本的に平屋の方が高くなります。
平屋にすると2階建てより基礎や屋根の面積が広くなるため、工事費が上がり費用が高くなります。
しかしこれは平屋と2階建ての資材や設備が全く同じ条件での話なので、条件に違いがあると一概に平屋の方が高いとは言えません。
土地の場合
平屋を2階建てと同じ延床面積で建てるとなると、平屋の方がそれだけ広い土地が必要であるため、単純に考えると2階建ての倍の広さは必要です。
土地が広くなれば、それだけ価格が高くなるので同じ条件の土地を購入するとなると高くなります。
ただし土地については、場所などの違いで同じ広さでも価格が全く違うので、土地価格が安ければその分トータル的に安くなります。
安全性の違い
転落やバリアフリー化のしやすさ
平屋にすると、階段がないため転落する恐れがなくなります。
まだ小さなお子さんがいる家庭では、階段の上り下りは注意しなけれならないですし、将来自分達が高齢になった際に階段を上ることができるのかも考えなければなりません。
しかし、老後までの間にリフォームで作り替えることもできるので、今はお子さんの安全を考えるといいかもしれませんね。
外からの視線や音
2階建てであれば、2階にいると外からの目線や音などを気にすることがありません。
平屋にすると寝室からでも外の視線や音が気になるので、なにかしら対策をしなければなりません。
快適性の違い
生活音
平屋であれば、同居人の足音やテレビの音、家事をしている時の音がダイレクトに伝わってきます。
しかし、2階建てであっても上下の生活音が聞こえ、各部屋や水回りの配置次第では平屋より気になるかもしれません。
どちらにしてもそれぞれ長所と短所があるので、ご自分がどちらを気にするか考えてみましょう。
家事の利便性
平屋であると階段の上り下りやがなく、掃除も1階しかないため動線が短くラクになります。
2階建てになると毎日数回階段の上り下りをして、2階に上がり掃除もしなければなりません。
利便性については、私としては平屋の方が圧勝だと思っています。
入居後にかかる税金や維持費の違い
税金
家を建てたら、毎年発生するのが固定資産税と都市計画税。
税金については、2階建てより平屋の方が高い傾向にあります。
とくに土地にかかる固定資産税は広さで決まるので、平屋を建てるために広い土地を購入したという方はそれだけ税金がかかります。
維持費
維持費はメンテナンスのことですが、家も一度建てたら定期的に外壁の塗り替えなどをしないといけません。
同じ広さの平屋と2階建ての場合、外壁面積は2階建てのほうが広くなるので、かかる費用が高くなります。
さらに2階建てになると足場の設置などもあるため、その費用もかかってきます。
平屋と2階建ての選ぶポイント
選ぶ基準としては、こんな感じかなと思います。
交替制のお仕事をしている方だと、2階建てにして空間をわけ、ゆっくり休める環境にした方が良いかもしれませんね。
平屋は家事や生活の動線が圧倒的にラクになるので、生活を豊かにするのであれば平屋がおすすめです。
2階建てに住んでいる私の感想
私は広い土地を購入するのにいろいろな面で条件が合わず、土地の大きさにあった2階建てにしました。
参考になりませんが、結果的には良い面もあれば悪い面もあり、どちらとも言えません。
2階建てにしたことで一人でくつろげる空間もでき、外を走る車の音も気にすることがありませんが、掃除や階段の上り下りはやはり面倒に思う時があります。
今思うと、広い土地があれば平屋を選んだかもしれませんね。
まとめ
平屋と2階建てのそれぞれのメリット・デメリットをお話してきましたが、最終的に選ぶ一番重要な基準は、ご自身の生活スタイルに合わせた方を選ぶことだと思います。
しかし将来のことも考えすぎて、必要以上にバリアフリー化して老後対策といったことはすることはないと思います。
暮らし方が変わったり、将来的にはリフォームなどをして作り変えることできるので、今とちょっと先を見据えてお家づくりを考えていきましょう。
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