お疲れ様です、ichiです。
エブリイを購入して、一年が経過しました。
そこで今回はエブリイを一年乗ってきて感じた感想や、メリット・デメリットをお話したいと思います。
これまでいろいろな車を乗ってきましたが、商用車は初めて。
結論としては、とても良い車で満足しています。
私なりにエブリイの魅力をしっかり伝えていきますので、ぜひお付き合いください。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。
そもそも軽バンとはどんな車?
軽バンとは、小型貨物自動車登録の軽ワンボックスカーのことを言います。
普通の軽ワゴンが5ナンバーに対して、軽バンは4ナンバーが使われており、車内の作りや安全基準、維持費(税金)などが異なります。
軽バンの最大の特長は、広くて使いやすい荷室。
商用車で使われることが多く、荷物をたくさん積めるように広く作られています。
構造としても積載量を増やすために、最低限の内装材の厚みで鉄板むき出しのタイプが多いです。
荷物をいっぱいに積んだ状態でも走れるように耐久性高く設計されるなど、「働く車」として人気が高いです。
最近では先進安全装備が搭載されていたり、内装や外装にこだわった車種もあったりと、アウトドアシーンで車中泊に使うユーザーも増えています。
軽バンと軽ワゴンとの比較
軽バンと軽ワゴンの違い
軽バンは、貨物の輸送を主な目的とした軽自動車です。
対して軽ワゴンは、人を乗せるための軽自動車としています。
軽バンは貨物の輸送を目的としていることから、頑丈なサスペンションを採用されていて、積載可能範囲の重い荷物を積んでも安全に走行できます。
そのため、たくさんの荷物を積み込みたい人や、多くの荷物を載せてキャンプをしたり、車中泊を楽しみたい人にはピッタリ。
また軽バンは、グレードによって荷室をフラットにすることもできます。
軽バンのメリット
自動車税が安い
毎年4月1日の時点で、車を持っている人に支払い義務が生じる自動車税。
普通の軽ワゴンが10,800円に対して、軽バンになると5,000円になります。
普通車になると排気量によって変わりますが25,000円以上なので、軽自動車は元々安いうえに軽バンになるとさらに安いわけです。
維持費が安い
軽バンは軽自動車の区分になり、重量税や車検も安くなっています。
ただ軽ワゴンは初回の車検が3年目になりますが、軽バンは初回が2年目。
しかし、それ以降は同じ2年なのでこれもメリットと言えるのではないでしょうか。
荷室が広い
荷物の運搬を目的として設計された車である軽バンは、荷室が広いことも特徴です。
キャンプや車中泊、私のようにDIYを趣味としている人には資材が多く積める軽バンの荷室の広さはとても魅力です。
フルフラットにしたら、人が寝れるスペースが確保できます。
カスタムしやすい
近年では車内を車中泊できるようにカスタマイズしたり、外観もカッコよくカスタムした軽バンが増えています。
元々がシンプルに設計されているので、カスタムのベース車両として非常に向いています。
その気になれば、DIYで車内を作り込むことも可能です。
私もDIYで車内をカスタマイズしているので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
売却時の買取価格が高い
軽バンはどの車種も人気の車で、中古市場では高価に取引されているようです。
車体価格が安いのに売却価格が高いなんて、ちょっと冗談みたいな話ですよね。
ですが、実際に軽バンの中古車を見てみると高めの価格がつけられているものが多いです。
そのため資産になると思えば、購入する決意がしやすいのではないのでしょうか?
軽バンのデメリット
乗り心地が悪い
軽バンは貨物の積載がメインの車種のため、乗り心地は今ひとつです。
人を乗せることが少ないなら問題ないですが、ファミリーカーとして利用する場合や酔いやすい人を乗せる場合は注意が必要です。
初回車検時期が早い
新車で購入した場合、軽ワゴンは初回車検が3年後、軽バンは初回車検が2年後になります。
ただし2回目以降の車検は、軽バン・軽ワゴンどちらも2年ごとに行います。
初回車検が早いため、長い期間乗り続けるなら問題ありませんが、車を買い替えるタイミングが早い人にとってはデメリットとなるでしょう。
いろいろな軽バンの中からエブリイを選んだ理由
軽バンは、ダイハツからはアトレー・ハイゼットカーゴ、スズキからはエブリイ・スペーシアベース、ホンダからはN-VANが販売されています。
私がその中からエブリイを選んだ理由は、荷室の広さと価格です。
とにかく車体価格に対して、コスパがすごく良いんですよね。
私のエブリイは「P Aリミテッド」というグレードで、フロントシートはヘッドレスト一体型、リアシートはヘッドレストレスの左右一体式です。
分割可倒式のリアシートだとフルフラットにはなりませんが、PAリミテッドは左右一体式のためフルフラットにすることが出来ます。
ただでさえ荷室が広いのに、さらにリアシートを倒してフルフラットにしたらビックリするくらいのスペースが現れます。
これが私の中で、エブリイを選んだ決め手でした。
それでは、さらに詳しく紹介していきましょう。
エブリイを選んだ理由①荷室が広い
ハイゼットカーゴには若干負けるものの、荷室の広さは軽バンでトップクラス。
グレードによってフルフラットにすることも可能です。
私が購入したPAリミテッドは、荷室長1,910mm×荷室幅1,385mm×荷室高1,240mmの広さ。
1名乗車であれば助手席を倒すことで、最大2,640mmまでの長尺物の積載も可能です。
大量の荷物を積んだり、車中泊をしたり、使い方はさまざまです。
私の場合は木工が趣味なので、主に木材の運搬に使っています。
エブリイを選んだ理由②価格が安い
エブリイバンは、とにかく車体価格が安価です。
アトレーやN-VANは安くても車体価格が150万円前後ですが、エブリイバンはグレードによって100万円くらい。
私が購入したエブリイの車体価格は約110万円でした。
今の時代、車がこれだけ安く購入できるのは助かります。
ただしエブリイワゴンは150万円以上するので、お間違いのないように。
エブリイを選んだ理由③用途でグレードを選べる
6代目エブリィの現在販売されているグレードは、「JOIN」「PC」「PAリミテッド」「PA」の全4種です。
グレードによって機能や装備が違うので、「これからエブリイで何をしたいか」を考えた上で、それに合ったものを選ぶことができます。
さらに各グレードそれぞれに、2WD(2輪駆動)と4WD(4輪駆動)の駆動方式、4AT・5MT・5AGS(マニュアルモード付きAT)のトランスミッションが設定されていて選べるのもありがたいところ。
とくに近年ではMTが減っているので、私のようにMTがいい人にとっては嬉しい設定です。
ターボが廃盤になってしまったのは残念ですが、スピードにこだわらない人には、それほど問題ない走行性能でしょう。
そしてシートの形状も、グレードで選ぶことができます。
荷物よりも人を乗せるという方は、フロントシートがヘッドレスト分離型、リアシートが分割可倒式の「JOIN」がおすすめ。
リアシートを倒して荷物を積んだり車中泊として使用することが多い方には、フルフラットになる「PC」「PAリミテッド」「PA」が適しています。
ちなみに「PC」はフロントシートがヘッドレスト分離型のため、前席だけ快適なシートがいい方は「PC」を選ぶといいでしょう。
エブリイを選んだ理由④運転席周りの収納が充実
仕事で使用されることが多い商用車だからこそですが、前席には収納場所が多く、車内の整理がしやすいです。
そして一番ありがたいのが、前席の頭上にあるオーバーヘッドシェルフ。
ティッシュなどちょっとした物を収納しておけるので、無駄な動きをせずにすべて運転席に座ったまま取り出せて便利です。
エブリイを選んだ理由⑤荷室をカスタムしやすい
エブリイの荷室は、鉄板で覆われただけのシンプルな構造です。
そのため、DIYで自分好みの車内空間に作りやすいといったメリットがあります。
天井や床や壁などを板張りにすることもでき、私のように自作で作り込んでいる方が多いです。
理想的な空間で過ごす車内は、なかなか快適ですよ。
まとめ
エブリイは「広さ」「価格」「機能性」が充実した車だと言えます。
デメリットもありますが、それ以上のメリットもあります。
人によって感じ方は違いますが、車を趣味として使いたい方にはとても適した車ではないでしょうか?
エブリイバンの購入を悩んでいる方にとって、この記事が少しでも参考になると嬉しいです。
それでは皆さま、ご安全に。
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