お疲れ様です、ichiです。
これからの季節、キャンプやBBQに車中泊などアウトドアを楽しむことが増えてくると思います。
そんな時にビールやジュースに食材など、その場で冷やしておきたいことなどがありませんか?
普段のお買い物でも、冷凍食品・アイス・食材などを車内にそのまま置いておくのも、これからの梅雨や熱暑の時期には気をつけたいところ。
そこで今回は、EENOURの車載冷蔵庫「D10」をレビューしていきます。
- コンパクトなポータブル冷蔵庫がほしい
- キャンプや車中泊で使いたい
- 電源がない環境でも使いたい
- 飲み物や冷凍食品を買った時のために車に冷蔵庫がほしい
今回紹介する「D10」は、バッテリーを使えば電源がない場所でも使用できるポータブル冷蔵庫です。
ポータブル冷蔵庫はほとんどが電源を必要とするので、コードレスなのは珍しいですよね。
これからポータブル冷蔵庫が欲しい方、EENOURの車載冷蔵庫が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをご覧ください。
「EENOUR」ってどんな会社?

まずは、「EENOUR」というメーカーについて紹介していきます。
最初に皆さんが気になるのは、「どこの国のメーカー?」ではないでしょうか。
EENOURは、中国のメーカーです。
EENOURの読み方は、「イーノウ(イーノー)」。
EENOURからは他にも発電機やポータブル電源なども販売されていて、その中でもポータブル電源は人気です。
評判もとくに悪くないので、用途が合えば買っても問題なさそうです。
楽天にも公式ストアが出店されているので、気になる方はチェックしてみてください。
EENOUR 車載冷蔵庫「D10」特徴

今回紹介するEENOURの車載冷蔵庫「D10」は、キャンプや車中泊で使いやすいサイズを展開しているシリーズの一つになります。
容量は今回の10L、他にも18L、35L、45Lがあり全部で4種類。
シンプルな形状で車中泊をする際にも、車内に置きやすい設計になっています。
省エネ性に優れているので、Maxモードで消費電力が約28Wしかなく、他社の車載冷蔵庫より消費電力を節約できます。
そのため、ポータブル電源で使いたい方にもおすすめです。

15600mAhのEENOUR車載冷蔵庫バッテリー「DB01」を使えば、電源を繋がなくても最大8時間以上のワイヤレス使用が可能。
冷蔵庫本体とバッテリーが別売りでも販売されていますが、始めから冷蔵庫を充電器で使いたい方は私のように冷蔵庫本体とバッテリーがセットのものを購入した方がいいですね。
ポータブル冷蔵庫ってどんな時に使う?

利用シーンはさまざまあります。
キャンプ・車中泊・BBQなどで常に冷えたお酒やジュースが飲めて、快適に楽しむことができます。
真夏はとくにキンキンに冷えた状態で飲みたいもの。
持ち運びできる冷蔵庫があると、必ず役に立ちます。
他にも日頃のお買い物で冷凍食品などを買った時、他に寄りたい所があると焦ってしまいませんか?

早く家に帰って冷凍庫に入れないと!



大丈夫!そんな時のための車載冷蔵庫だよ!
常に冷やした状態で放置できるので、ゆっくり寄り道ができます。
趣味に使うことができ、普段のお買い物でも使えて実用的。
旦那さまにとっても奥さまにとっても、とても助かるアイテムといえます。
付属品


EENOUR車載冷蔵庫「D10」の付属品はこちら。
- 本体
- ACアダプター
- DCケーブル
- 説明書(車載冷蔵庫D10用)
- バッテリー ※セット品を購入した場合
- 説明書(バッテリー用)
ケーブル類は、車載冷蔵庫の給電に必要なモノのみ付属されています。
バッテリーはセット品を購入すると付属されていますが、車載冷蔵庫単体で購入するとバッテリーは付属されていません。
EENOUR 車載冷蔵庫「D-10」専用バッテリー


上記で説明したように、専用バッテリーを取り付けることでポータブル電源無しで稼働することができます。
このバッテリーにはUSB出力ポートもついているので、モバイルバッテリーとしても使用可能。


バッテリーの充電については、冷蔵庫本体に電源に接続してからバッテリーを取り付けることで充電することも出来ます。
AC電源で充電する場合、満充電までに約6時間かかるので、余裕をもって準備しておいた方がよさそうです。
EENOUR 車載冷蔵庫「D-10」外観


全体的な色合いとしては、ベージュとブラックのカラーになっており、アウトドアシーンでも違和感なく使えます。


コンパクトな縦長形状で、ちょっとしたスペースに置くこともできます。


操作パネルは、前面の下側に配備。
温度調整・運転モード切替・電源スイッチがあり、簡単に操作できるようになっています。


サイドには、バッテリーの差し込み口。


反対側には、充電時に使用する電源入力端子があります。


後側には、コンプレッサーの熱を逃すための通気口があります。


他社のポータブル冷蔵庫に比べて、けっこうオシャレですよね。
カラーもシンプルなスタイルも、個人的にはかなり好みです。
EENOUR 車載冷蔵庫「D-10」を使ってみる
それでほ詳しく見ていきましょう。
操作パネルの使い方


D-10の操作パネルは、正面下側にあります。
LEDディスプレイなので夜間も見やすく、庫内の温度表示やバッテリー残量を表示してくれるので、安心して使うことが出来ます。
使い方もシンプル。


電源ボタンを押すと起動、もう一回押すと停止します。


設定ボタンを押すと、各設定を変更できます。


設定ボタンを1回押すと、温度調整モードになり「+・−」で調節。


設定ボタンを2回押すと運転モードの切替ができ、MAX(急速運転)とECO(エコ運転)を変更できます。


最後に設定ボタンを3回で、バッテリー保護レベルの切替になります。
切替は、「H/M/L(高/中/低)」の3段階調節となっていますが、メーカーからは「H」が推奨となっているようです。


どうやら車のバッテリーで給電するとバッテリーへの負担が大きいようで、それを上手く調節してくれる機能になっています。
フタにはちょっとした便利な細工


フタは本体上にあり、ワンタッチで開く仕様になっています。


ちなみにこのフタには細工があって、なんと本体からフタを脱着可能なんです。


その時の状況によって開閉方向を変更できるので、車中泊など狭い空間で使う時には大活躍。
これは私にとって、かなり助かる機能です。


フタの天板にはドリンク置き場もあったりで、テーブル代わりにも使用できます。
ソロで使うにはちょうどいいサイズと重量


D-10は一番容量が少ない10Lのタイプですが、一人で行くキャンプや車中泊なら必要十分なサイズです。


以前は30Lと大きいポータブル冷蔵庫を使っていましたが、「大は小を兼ねる」はウソだと実感。
正直、屋外で使うには持ち運びがしやすいコンパクトなサイズが一番です。
それにそんなに冷やすモノもないので、個人的には10Lもしくは18Lあればいいのかなと思います。


実際に約170cm痩せ型の私が持ってみると、こんな感じ。
ポータブル冷蔵庫にしては、すごくコンパクトなサイズではないですか?


これなら車中泊やキャンプなどで、簡単に持ち運び出来そう。
持ちやすい取手のおかげで、女性でも持てるサイズと重量感です。


重量は中に収納していない空の状態で、約7kgとまあまあの重さ。
ただ重さに関しては、他社のポータブル冷蔵庫も同じくらいです。


しかし、このD-10は取手が持ちやすいのでそこまで重さを感じません。
庫内に収納した状態だとそれなりに重くなってきますが、両手でも持てるので大丈夫そうです。


一番助かるのは、軽自動車の後部座席の足元にも置けること。
お買い物で使う場合、ここに置いておくことでそのまま冷蔵庫に食品や飲料水を入れることが出来て便利です。
ちょうどいい収納力


D-10の庫内は500mlのペットボトルが縦置きで7本入るスペース。
立てて入れてもフタがちゃんと閉まるのがありがたい。


横置きでも入れてみましたが、これでも7本収納できました。
ちょっとした食料など入れることもあるので、自由な入れ方が出来るの助かります。


これなら日頃の買い物やバーベキュー、ソロキャンプに車中泊など、冷蔵保存したい時にちょうどいいサイズ感です。
冷却性能はどうなの?


庫内が狭いので、設定温度まで下がるのはあっという間です。
MAXモードで稼働させると、冷蔵・冷凍ともに30分ほどで冷えました。


これまで使っていたポータブル冷蔵庫は庫内が冷えるまでに少し時間がかかりましたが、今回の車載冷蔵庫D10は冷えるまでに明らかに早かったです。
これなら目的地までの移動時間でも、十分に冷やすことができそうです。
専用バッテリーで単独運転が可能
D-10には専用バッテリーがあり、別売りもしくはセット品を選ぶことができます。
バッテリーの有無で価格が変わり、その差額は1万円。
バッテリー単体でも販売されていますが、車載冷蔵庫セット品で購入するよりも割高になっています。
「電源がある場所でしか使わないよ」という方はバッテリー無しでいいと思いますが、この車載冷蔵庫はこのバッテリーが一番の特長です。


電源がない場所でもわざわざポータブル電源を用意する必要がなく、バッテリーがあれば冷蔵庫単体で稼働できます。
キャンプや車中泊をしているといろいろ電気を使いますが、冷蔵庫で使わない分ポータブル電源の節約にもなりますよね。
いずれバッテリーも必要になるのであれば、最初からセット品を購入した方が安く済みそうです。
さらにバッテリーを使った場合の稼働時間も優秀で、「0度」設定で一日中使っても途中でバッテリー切れを起こすことがありませんでした。
もちろん環境や使用状況で変化はしますが、この稼働時間の長さには驚かされます。
キャンプや車中泊の一泊くらいであれば、バッテリー1つで十分な容量。


さらにUSB出力もあるので、15600mAhと大容量のモバイルバッテリーとしても使用できます。
庫内が冷えるまでの時間はどれくらい?


体感的なものになりますが、電源を入れて30分もするとすでに冷えている状態でした。
これまで使っていたポータブル冷蔵庫だとなかなか冷えず時間がかかっていましたが、このD10の冷却スピードは圧倒的に早かったです。


庫内のサイズが小さいからなのか、製品の性能のおかげなのか不明ですが、冷却スピードが早いのはとても助かります。
コンプレッサーの音はどれくらい?


他社のポータブル冷蔵庫も自宅で使う冷蔵庫も同じですが、EENOURの車載冷蔵庫も冷却時にはコンプレッサーの稼働音が大きくなります。
さすがに車中泊で使うには密閉された空間なので普通に聞こえますが、個人的には気になるほどの音量ではありません。
キャンプであれば開放的で周辺の自然の音もあるので、それほど気にならないのではないかと思います。
充電にかかる時間はどれくらい?


専用バッテリーの充電方法は、いくつかあります。
- 車載冷蔵庫D-10本体にACアダプターを接続して、バッテリーをセットすることで充電する
- 車載冷蔵庫D-10本体にDCケーブルを接続して、バッテリーをセットすることで充電する
- バッテリー本体にUSB-Cケーブルを接続して充電する
ACアダプターで充電すると約6時間、急速充電のUSB-Cで充電すると約4時間かかります。
バッテリーを使って冷蔵庫を稼働させる場合は、あらかじめ充電しておく方が良さそうですね。


ちなみに冷蔵庫をバッテリーで稼働している時に、AC・DCケーブルを接続すると自動的にバッテリー駆動から本体駆動に切り替わります。
まとめ


今回ご紹介したD10は、EENOURの冷蔵庫の中でもコンパクトなサイズになりますが、それだけ屋外で使うには使いやすいアイテムです。
キャンプや車中泊やBBQなど、アウトドアで使うにはちょうどいい冷蔵庫ではないでしょうか。
もちろん、日頃のお買い物でも役に立つので趣味だけでなく実用的に使えます。
これから暑くなってくるこの時期はとくにおすすめしたい商品なので、ぜひ購入を検討してみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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