机や棚の上に本やファイルを置いているけど、収納するのにお店でブックスタンドを買っていませんか?
今回のDIYは自分で簡単に作れるブックスタンドの作り方をご紹介します。
実はブックスタンドは初心者でも簡単に作れてしまうんです。
材料を用意

今回の材料はアカシア集成材で、長さ1820mm×幅300mm×厚み15mmを用意。
棚板に使っていたんですが、撤去することになったので処分するくらいならブックスタンドに再利用することにしました。
このサイズであれば、どの木材でも大丈夫です。
必要なサイズにカット

木取り図を参考にカットしていきます。
先に設計と木取り図を考えておけば、作業がスムーズに進みます。

木取り図の寸法通りに、カットしていきます。

全てカットして、それぞれのパーツができました。
ここからさらに立てかける部分の板を、加工していきます。

200mm×200mmの正方形に切った板を、それぞれ端から50mmの位置に線を引き、カットします。

カットしたのがこちら。
4枚とも同じ位置でカットしてあります。
面取りとヤスリ掛け

私はトリマーのボーズ面ビットで角に丸みを出しましたが、ヤスリ掛けだけでもいいので、どちらでもオッケーです。

表面はヤスリ掛けする必要がなく、塗装する予定もないので、カットした部分だけサンダーでヤスリ掛けしています。
サンダーを持っていない場合は、紙ヤスリでも大丈夫です。
しっかり角を取っておきましょう。
組み立て

組み立て前に固定する位置を書いておくと、ビスを打つ時に位置を合わせやすいです。
今回の組み方は、後ろにも板をつけるので、側板の後位置を底板の端から板の厚み15mm分を中にずらします。
横を5mm内側に入れているのは、トリマーの面取りがあるので内側に少し入れた方が見た目が良いためです。
15mmと5mmの位置に線を引いておくと、後から楽になります。
外側だけでなく、複数の板を立てる場合はその位置にも線を引いておきます。
そこまで準備ができたら固定していきます。

固定する時は、同じ厚み15mmの板を側板の下に入れて作業します。
板を下に敷いていることで、あとは側板の左右の位置を線に合わせてビスを打つだけです。


底板にビスを打つ時はしっかりネジを打ち込みましょう。
ブックスタンドを置いた時にネジ頭が底板からはみ出ていると、置いている机や棚に傷がついてしまいます。
皿取錐を使うとビス頭が収まってくれるので、お勧めですよ。
皿取錐について詳しく説明している記事もあるので、よかったら見ていってください。


あとは背中の板を固定するだけですが、それほどの強度はいらないと思い、ボンドだけで固定しました。
完成



アカシア集成材を使ったので独特な色合いですが、アクセントになって悪くない感じです。
とてもシンプルなつくりですが、飽きないデザインでいいのではないかと思います。
まとめ

今回の記事では、ブックスタンドのDIYをご説明してきました。
思ったより、わりと簡単ではなかったですか?
材料も集成材が1枚あればつくれてしまうので、費用もそれほどかかりません。
ぜひチャレンジしてみてください。
それでは皆さま、ご安全に。
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