お疲れ様です、ichiです。
前回の記事で紹介したサブバッテリーシステム。
今回からそのサブバッテリーをエブリイに設置できるように、DIYで作っていきます。
ただいつもは簡単に作り方を解説していますが、今回は私の使う条件に合わせた作り方。
そのため、作り方は省略して出来上がったサブバッテリー土台を紹介することにしました。
私の使う条件としては、以下の通り。
- サブバッテリーは、車でも自宅でも使えることが条件
- 持ち運びできる仕様
- 土台だけでバッテリーシステムを使える
なかなかサブバッテリーを持ち運びするといった発想はないと思いますが、常識にとらわれず私らしいDIYにしたいと思います。
まずは、車や家どちらでも使えるような土台の製作。
ぜひ最後までご覧ください。
作り方については、YouTubeの方で紹介しています。
気になる方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
材料
土台に使った材料は、合板です。
私は合板を使うことは少ないのですが、土台は車では隠す仕様にするのでコスパ重視で合板にしました。
合板だと2000円もしませんでしたが、これが無垢材や集成材であれば3倍以上の価格になるので、かなりの節約です。
家でも車でも使えるサブバッテリー土台の完成品
これが私がつくったサブバッテリーシステムの土台です。
合板で作ったにしては、外観も悪くないのではないでしょうか。
バッテリーだけで20kgほどあるので、土台は出来るだけ軽量化したい。
ケーブルを通す穴も多数ありますが、いろいろな箇所に穴をあけて軽くしてみました。
背面のボックス部分は、ケーブル類を収めるために追加。
ボックスの中に、ケーブルやブレーカーにヒューズを収納します。
この手前の大きなスペースは、バッテリー2つを収納する箇所。
私が使うバッテリーは他に比べて小型なので、この程度のスペースに収めることができます。
そして持ち運べる土台を作るために、とくに悩み一番の課題となったのが、「どうしたら簡単に持ちやすく運べるか?」でした。
そこで思いついたのが、このU字金具。
ホームセンターに行けばどこでも置いてあるモノですが、重さに耐えることができ、持ちやすい大きさ、これ以上ない取手に最適なアイテム。
この取手があることで、持ち運びがかなりラクになりました。
土台にバッテリーシステムをセット
バッテリーシステムを、土台にセットした状態です。
収納したメイン機器は5つ。
- バッテリー
- インバーター
- バッテリーモニター
- ソーラーチャージコントロール
- 外部充電器
これだけの機器が、土台に収めることで小さくまとめることが出来ました。
一番下に収納しているのが、外部充電器。
バッテリーを外部充電する時には、このままプラグのついたコードをコンセントに差して充電することが出来ます。
ソーラーチャージコントロールは、今はまだソーラーパネルを持っていないので使い道がないですが、いずれ購入するのでいつでも使えるように設置しています。
バッテリーは、完全に密閉して収納。
インバーターは使いやすいように、収納せず設置しています。
インバーターへのケーブルも、通し穴をあけてキレイに接続。
ケーブル類は、このように背面のボックス内に全て収納。
複数あるケーブルも収納することで、見た目がきれいに見えます。
バッテリーの状態を確認するモニターは、土台の正面に埋め込んでいます。
見えやすい位置に配置したので、これで常にバッテリーの状態を確認できます。
土台とバッテリーシステムを合わせて、重量はおそらく30kgほど。
正直かなり重たいですが、取手のおかげで持ちやすく、どうにか持ち運びできる状態にできました。
サブバッテリー土台をエブリイに固定する
無事に完成はしましたが、普通に置いただけでは走行時に滑って動いてしまうことが判明。
そこで思いついたのが、この樹脂製のピン。
土台と床板に、ピンが差し込める穴をあければ
ピンが留め具なって、走行していても動かなくなりました。
これならサブバッテリーを持ち出す際も、ピンを抜くだけでいいのでラクにスライドすることができます。
まとめ
車では、車中泊を快適に。
自宅では、節電や災害対策として。
バッテリーシステムは、どこでも重宝する貴重なアイテムです。
一般的には据え置きで使用するものですが、持ち運んで使用する使い方もいいのではないでしょうか?
常識にとらわれず、自分らしい作り方や使い方。
同じように考えている方がいるとすれば、少しでも参考になると幸いです。
それでは皆さま、ご安全に。