お疲れ様です、ichiです。
我が家が建てたのは、33坪のローコスト住宅。
一般的な注文住宅に比べて安価なぶん、ローコスト住宅は不安になったりもしますよね。

「価格が安いってことは、それだけ品質が低いんじゃないの?」



後々、欠陥が出てきたりするのも嫌だし…
予算を上げてでも、有名なハウスメーカーで建てた方が安心だよね。
私もローコスト住宅で建てる時はいろいろ悩みました。
この記事では、「ローコスト住宅」に5年住んでみた私の体験談をもとに、
- 品質や設備の実際のところ
- メリット・デメリット
- 坪単価や費用感
を詳しくご紹介します。
5年住んでみた結論


住み始めて5年目になりますが、結論から言うと『こだわりがなければ問題ない』といった感じです。
住宅としては十分に機能していますし、設備も優秀。
ローコストという響きだけで「安物買いの銭失い」と感じるかもしれませんが、実際はそんなことありません。
それでは、もう少し詳しく解説していきます。
そもそもローコスト住宅ってなに?


「注文住宅を建てたいけど、できるだけ予算を抑えたい…」
そんな時に候補にあがるのが「ローコスト住宅」です。
一般的な注文住宅はフルオーダーで自由度が高い分、価格も高くなりがち。
それに対してローコスト住宅は、間取りや設備をある程度規格化することで建築費を抑えているのが特徴です。
有名なメーカーだと
- タマホーム
- アイフルホーム
などが、ローコスト住宅の代表格ですね。
ローコスト住宅のメリット・デメリット


メリット
- メリット①:1000万円台から建てられる価格の安さ
-
私が実際に選んだ大きな理由もこれ。
大手ハウスメーカーで建てる場合と比べて、1000万円以上の差が出ることもあります。
- メリット②:工期が短い
-
資材があらかじめカットされ、効率的に施工されるため、一般的な注文住宅より完成が早いのもポイント。
「アパートの退去時期に合わせて引っ越したい」なんて方には助かります。
デメリット
- デメリット①:品質(耐熱・耐震・耐久性)はやや劣る
-
正直、大手ハウスメーカーと比べると性能面では落ちます。
ただし、最低限の住宅性能は確保されていて、昔の住宅よりはずっと快適です。
- デメリット②:自由度が低い
-
間取りや設備はある程度決められているため、「こだわりたい人」には物足りないかもしれません。
とはいえ、私は大手メーカーと比べても特に不満はありませんでした。
ローコスト住宅が安い理由


価格が安いのは「手抜き」ではなく、しっかりと理由があります。
- 材料費の削減
大量仕入れで単価を下げている。 - 人件費の効率化
規格化プランで作業をシンプルに。 - 広告宣伝費を抑える
全国CMをバンバン流す大手に比べ、宣伝費を削減
こうした工夫でコストを下げているわけです。
坪単価・費用感を比較してみた


私の家(33坪)の場合は、坪単価40万円ほど。
業界の目安をまとめると、こんな感じです。
種類 | 坪単価の目安 |
---|---|
大手ハウスメーカー | 70~80万円 |
地域の工務店 | 50~60万円 |
ローコスト住宅 | 30~50万円 |
同じ33坪でも…
- ローコスト住宅:1320万円
- 大手ハウスメーカー:2475万円
その差は、約1155万円。
これはかなり大きいですよね。
実際に5年住んでみた感想


結論から言うと、こだわりがなければ全然アリです。
- シンプルな外観・間取り → 飽きがこない
- 設備はアパート暮らしからすれば十分すぎる
- 遮音性も高く快適
- 建築費を抑えた分、趣味(DIYなど)にお金を回せる
おしゃれさや高級感では大手に劣りますが、「暮らしやすさ」と「コスパ」を考えると満足度は高いです。
まとめ|ローコスト住宅はアリか?


ローコスト住宅は
- 予算を抑えたい
- シンプルでいい
- 工期を短くしたい
という人にはおすすめです。
逆に、
- 設備やデザインに強いこだわりがある
- 将来的に資産価値を重視したい
という人には、大手ハウスメーカーが合うでしょう。
家は、「一生に一度の大きな買い物」。
価格だけでなく、ライフスタイルに合った家づくりを選んでくださいね。
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