【DIYエブリイ車中泊仕様】車検対策と結果を徹底解説!

お疲れ様です、ichiです。

今月はいよいよ、私の エブリイ(DA17V) の車検月。

商用バンは新車から 初回も2年で 車検があるので、ちょっとドキドキです。

これまでいろいろDIYでカスタムして、「車中泊仕様」に仕上げてきましたが…

「この仕様で本当に車検通るの?」と半信半疑。

そこで今回は、

  • 車検前に行った準備
  • 実際に気をつけたポイント
  • 車検結果

をまとめてご報告します!

同じように エブリイをキャンピングカー風にDIYしたい方 や、これから車検を迎える方の参考になれば嬉しいです。

👉 動画で見たい方はこちらからどうぞ!(YouTubeにアップしています)

目次

内装のDIYカスタムと車検で気になる点

まずは、これまで自作してきたカスタム内容と、車検に関係しそうなポイントを整理します。

運転席周辺のDIY

運転席まわりでは、以下のようなカスタムをしてきました。

  • センターコンソール
  • 収納付きアームレスト
  • 木製サンバイザー
  • ウッドシフトノブ

その中で車検に影響しそうなのが、サンバイザーシフトノブ

サンバイザーの規定

車検ではサンバイザーに関して、以下のような規定があります。

自動車(乗車定員十一人以上の自動車、大型特殊自動車、農耕作業用小型特殊自動車 及び 最高速度二十キロメートル毎時未満の自動車を除く。)のサンバイザは、当該自動車が衝突時による衝撃を受けた場合において、乗車人員の頭部等に傷害を与えるおそれの少ないものとして、乗車人員の保護に係る性能等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

長々と記載されていますが、要は…

「衝突時に乗員を傷つける恐れが少ない素材であること」

つまり、木製サンバイザーはNGの可能性大

そのため、車検前には純正サンバイザーに戻す必要があります。

シフトノブの規定

MT車では、シフトパターンの表示が必須

純正ノブ以外に交換すると、パターンが表示されていないことがあります。

私の場合も木製ノブにしていたので、こちらで対策しました。

これを貼っておけば問題なし。

ディーラー担当者いわく「これ知らない人、けっこう多い」とのことでした。

荷室周辺のDIY

荷室は車中泊仕様のため、かなり作り込んでいます。

  • 床張り+床下収納
  • 壁面パネルと収納ボックス
  • バックドアのシューズラック
  • ステップ部分のカフェ板
  • 天井の羽目板

基本的には、車体に固定しているもの=車検OK

ただし、「天井の板張り」と「床張り」はちょっと不安要素でした。

天井板張りの規定

天井板張りに関して、以下のような規定があります。

  • 燃えにくい難燃素材であること
  • 木材でも厚さ3mm以上なら「難燃材」として扱われる
  • 荷室部分は規制対象外

私のエブリイは、厚さ10mmの羽目板を使用。

規定上は問題ないですが、検査員の判断によっては指摘される可能性がある…との情報もありました。

床張りの規定

床張りについては、以下のとおり。

  • 床材に関しては、難燃性の規定は適用されない
  • 後部座席を格納して、床をフラット化するのはOK
  • 後部座席を取り外したままでは車検NG
     (乗車定員が変わるため「構造変更」が必要になる)
  • バッテリー点検や整備に支障があるような床張りはアウト

車検時には、後部座席を起こしておく必要があります。

床板は収納できる構造にしておくか、取り外しておくと安心そうです。

車検前に行った対策

① 純正サンバイザーへ戻す

DIYした木製サンバイザーを取り外し、中古で用意していた純正品に交換。

ボルト1本とツメで固定されているだけなので、作業は10分もかかりません。

木製サンバイザーを作る予定の方は、車検用に純正を残しておくのがおすすめです。

② 床板を収納する

車検では、後部座席を起こしておく必要があります。

そのため、普段敷いている床板は取り外して収納。

エブリイは荷室下にバッテリーがあるため、車検時は点検の邪魔にならないよう、自宅に置いていきました。

車検に通るか不安だった箇所

  • サンバイザー → 純正に戻して対策済み
  • シフトノブ → ステッカーで対策済み
  • 床板 → 自宅に外しておく

残る心配は、天井の板張り。

規定上はOKのはずですが、あとは検査員次第…という感じでした。

実際に車検を受けてみた結果

車検は、エブリイを購入したディーラーにお願いしました。

預けて3日後、戻ってきた結果は――

無事に合格!

担当者の方いわく、「ちょっと不安でしたが、問題なく通りました」とのこと。

検査員からも特に指摘はなかったようです。

今回の経験から分かったのは、

  • 規定に沿って対策していれば問題ない
  • ディーラーで通るなら安心感がある
  • 陸運局ごとに判断が違う可能性もあるので、不安な方は事前確認がベスト

ということでした。

これなら次回の車検でも問題なく通ることが分かったので、一安心です。

ただ、陸運局によっては判断基準が違ってくるかもしれないので、不安な方は問い合わせてみた方がいいかもしれません。

まとめ

今回は DIYで車中泊仕様にしたエブリイが車検に通るのか? をレポートしました。

結論:
規定を守って最低限の対策をすれば、問題なく車検に合格!

もちろん「構造変更」をしてしまえば自由度は広がりますが、ライトなカスタムで楽しみたい方には今回の方法がちょうどいいと思います。

これから、エブリイを車中泊仕様にDIYする方の参考になれば嬉しいです。

それでは皆さま、ご安全に。

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