お疲れ様です、ichiです。
木工DIYが趣味で、エブリイの内装をカスタムして車中泊仕様にしたり、家具や小物なんかを作ったりして楽しんでいます。
そしてその製作に必要なのが電動工具ですが、今回はその電動工具に使うバッテリーのお話です。
私は普段、マキタの電動工具を愛用しています。
マキタのコードレス電動工具を使っていれば、なくてはならないリチウムイオンバッテリー。
しかし、バッテリー1個が1万円以上と高価なため、純正バッテリーには手が出せず互換バッテリーを購入する人もいます。
互換バッテリーは安い反面、リスクや性能面で純正バッテリーに比べて悪化するため、使用するには注意が必要です。
- 純正バッテリーと互換バッテリーの違い
- 互換バッテリーの使用感
- 互換バッテリーのリスク
- 純正バッテリーと互換バッテリーどちらを選んだらいいのか
結論からいうと、私が実際に使って感じたことは「純正バッテリーを使う方がいい」でした。
ただやはり価格面を考えると、「純正バッテリーは高すぎて手がでない…」という方もいると思うので、最後に私が使っている互換バッテリーのご紹介もしていきます。
それでは詳しく解説していきます。
YouTubeでも配信しているので、動画で観たい方はこちらをどうぞ。
互換バッテリーとは?

純正バッテリーに比べて安価に販売されている互換バッテリーですが、やはり購入される方の理由は「安いから」だと思います。
それはそうですよね。
純正バッテリー1個で電動工具が1つ買えるお値段ですから、バッテリーにそれだけお金をかけるのであれば新たに電動工具を買うか、他のことでお金が使いたくなります。
上の記事を読んでいただけると分かりますが、私もある程度の電動工具を揃え、やはりそれなりに購入費がかかっています。
互換バッテリーは、私自身も値段の安さから手を出してしまった一人ですが、購入する際にはネットでいろいろ調べました。
そうすると検索ワードの中に、「危険」「不具合」などネガティブな単語と一緒に検索されていることが多いようです。
もちろんマキタからは純正バッテリーの使用しか認めていませんし、ホームセンターに行っても互換バッテリーは置いていません。
つまり、安全・品質が保証できないというわけです。
互換バッテリーを使うことで、工具本体や充電器に悪影響を及ぼしている可能性もあります。
他にも互換バッテリーには「アタリ」「ハズレ」も多くあり、使い始めてすぐに壊れたなんて話も聞きます。
互換バッテリーを考えている方は、これらのリスクをよく理解して購入してください。
マキタ「純正」と「互換」バッテリーの外観

形に大きな違いはありませんが、互換バッテリーの方が素材がかなりチープです。
サイドの文字なんかも当然違います。

正面のボタンもそっくりです。
この互換バッテリーは、押した感じが純正のボタンより軽いです。

バッテリー表示ランプは全然違います。

点灯させるとランプの色も違います。

上から見た写真です。
差し込む箇所なので同じような形ですが、粗悪品なんかだと抜き差しが固いモノもあるようです。

実際に互換バッテリーを使用してみた感想
互換バッテリーを使いだして1年ほど経ちましたが、今のところ使えています。
しかし、純正バッテリーにはない不具合がいくつかありました。

今まで実際にマキタのいろいろな電動工具で互換バッテリーを使ってきて、実際に感じた純正バッテリーとの違いはバッテリーの容量です。

同じ6.0Ahのバッテリーですが、互換バッテリーの方は半分の3.0Ahくらいに感じました。
Ah(アンペアアワー)とは「容量」を表していて、数値が大きいほど長時間の作業が可能です。
バッテリーのサイズ・重さは同じくらいですが、明らかに容量は大きく違います。

充電する時にも、不具合が起こることがたまにあります。
充電し始めた数分後に、エラーで止まることが何度かありました。
その後何度か抜き差しして試すと、きちんと充電されるのですが、純正バッテリーでは1度もエラーで止まったことはありません。
互換バッテリーの仕組みとリスク
互換バッテリーは価格が安い分、部品も安価なモノが使われています。
電池でいえば一流メーカーを使っている純正バッテリーに対して、互換バッテリーはコストが安いメーカーの電池が使われています。

純正バッテリーについている★マークは、バッテリ寿命を長くする目的で出力を自動停止する保護機能が付いていることを表しています。
互換バッテリーには、高温になってしまった時の電気供給をストップする機能がついていません。
実際に見たことはありませんが、バッテリーから発火したなんて話も聞いたことがあるので、「ハズレ」を引いてしまうと最悪事故になる可能性もあるかもしれません。
私が実際に使っている互換バッテリー
今までお話してきた互換バッテリーの不具合とリスクを理解した方は、私が実際に使っている互換バッテリーを参考に検討してみてください。
『Abeden』というメーカーで、電動工具もマキタに似たモノを販売しています。
私はこの互換バッテリーを3年ほど使っていますが、これまでお話してきた不具合はありますが、他の問題は今のところありません。
壊れることなく、今現在も使用しています。
互換バッテリーはいろいろ販売されていますが、その中でもおすすめできる互換バッテリーではないかなと思います。
まとめ

最初にもお話しましたが、マキタ純正バッテリーを使う方が、安全・品質面でも信頼できるのでお勧めします。
私自身、互換バッテリーを実際に使ってきましたが、次にバッテリーを購入する時は純正バッテリーを間違いなく選びます。
電動工具への悪影響ならまだしも、最悪の場合ケガや事故につながる危険があるならば、やはり避けたいところです。
互換バッテリーを購入する前に、性能やリスクを十分理解して購入するようにしましょう。
それでは皆さま、ご安全に。
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